【2021年】ヤングマガジンで絶賛連載中のおすすめ漫画作品4選!

今、ヤンマガが熱い!

2021年7月現在、私が個人的に一番おすすめできる週刊漫画雑誌は、圧倒的に「ヤングマガジン」です!

数年前まではヤングジャンプが一番好きだったんですが、「嘘食い」や「テラフォーマーズ」の連載がなくなってからはちょっと微妙なんですよね。

 

今回は「ヤングマガジン」に連載されている漫画の中でも、特におすすめの作品4つをまとめてご紹介していきます。

マジで面白いのでぜひ一度手に取ってみてくださいね!

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彼岸島 48日後…/松本光司

『彼岸島 48日後…』は、人間vs吸血鬼のホラーアクション漫画『彼岸島シリーズ』の3作目です。

 

本作は主人公である宮本明が、数年前に彼岸島と呼ばれる離島で行方不明になった兄を捜しに、友人と共に彼岸島を訪れる所から始まります。

ただの離島だと思っていたその島は、実は人間の何倍もの膂力を持ち、人を餌としかみなしていない残虐な吸血鬼が大量に跋扈していました。

明たちは兄を捜して、生きて島から出るために血のにじむような奮闘をしていく…といったストーリー。

 

こう書くとホラーサバイバル作品のように見えるんですが、実際はホラー10%、ギャグ30%、アクション60%のバトル漫画寄りの作品になっています。

というのも、この漫画、長期間人間の血を飲まなかった吸血鬼の一部は「鬼」と呼ばれる強力な化け物に変異するんですが、こいつらが揃いも揃ってクソ強いんですよねw

全員何かしらの特殊能力を備えており、明たちは毎回こいつらを倒すために熾烈なバトルを繰り広げていくわけです。

加えて、鬼のビジュアルがまたインパクトが強く、体中から汚物を垂れ流す赤子や、巨大なイチモツのような外見をした大便が大好物のジジイなど気色悪い奴ばかり出てきますw

 

加えてギャグセンスも高く、生き残りをかけて真剣に戦ってるはずなのに、「そんな作戦通用するわけないだろwww」みたいなシーンが多発したり、適度なタイミングで下ネタを混ぜてきたり、明らかに矛盾がある設定(でも勢いで許せる)を追加してきたりします。

  • 「みんな丸太は持ったか!?」:島の至る所に丸太が落ちている。
  • どれだけ吸血鬼を殺しても無限に湧き出てくる彼岸島。
  • 吸血鬼に嚙まれると全員が小便をもらす。
  • 明さん、手の刀それ収納できなくない?
  • スナイパーから狙われているため、味方全員がフライパンで頭を隠す(いや隠れろよw)。

読めばわかるんですが、マジで笑えるシーンが多いんですよね。

 

『彼岸島 48日後…』は、第1作の『彼岸島』、第2作の『彼岸島 最後の47日間』の完全な続編で、舞台を彼岸島から日本全土に移しており、鬼とのバトル要素に磨きがかかっています(ホラー要素はほぼなくなってるかなw)。

鬼の中でも最強と言われる5人の猛者みたいなやつも登場して、話のスケールがめちゃくちゃ大きくなっているので前作が楽しめた方なら好きになること間違いなしです!

 

『彼岸島』シリーズは最初から読まないとよくわからないと思うので、ぜひ『彼岸島』、『彼岸島 最後の47日間』も合わせて読んでみてくださいね!

 

パラレルパラダイス/岡本倫

凝った設定が魅力の異世界転生ハーレム作品『パラレルパラダイス』。

 

どこにでもいる普通の男子高校生の主人公・太多陽太(ヨータ)は、ある日突然学校に襲撃してきた謎の人物によって校舎の窓から突き落とされ気を失います。

目が覚めるとそこは空想の産物と思っていたモンスターが闊歩する異世界でした。しかもこの世界には男は1人もおらず、全ての人間が若い女性だけです。それもそのはず、この世界の女性は全員20歳を迎える前に体が溶けて死んでしまう「崩月」という呪いにかかっているためです。

唯一呪いを解除する方法は、男と交尾することだけ。

そんな世界に突然現れた唯一の男性ヨータは、この世界でどうやって生きていくのか?…というストーリー。

 

はいはい、よくある異世界転生ラノベね。

と思った方!実は違うんです!!

『パラレルパラダイス』では、「なぜヨータが異世界に転生させられたのか?」、「誰の仕業なのか?」、「崩月の呪いとはいったい何なのか?」、「なぜ男だけが存在しないのか?」、「そもそも異世界とはいったい何なのか?」といった物語に散らばっている謎を回収するところに一番の面白さがあります。

作中、ヨータは「崩月」の呪いを解く方法を捜すため世界各地を冒険することになっていきますが、その旅の最中で少しずつ世界の謎が明らかになっていく過程がこの作品の大きな魅力ですね。

 

とはいえ、この内容なら誰もがわかるように漫画の半分はピンク成分で出来ています。異世界の女性はヨータに指一本でも触れられると、腰が抜けて動けなくなるほど発情してしまうという設定があるため、実質ヨータの無双なんですよねw

ちょっと触るだけで誰でもできる!みたいな感じのため、それはもう各地でしまくります。

「崩月」の呪いも解除されるため、女性たちにとってもメリットが大きいですからね。

 

ただピンク成分が満載なだけでは終わらない異世界転生漫画『パラレルパラダイス』は、健全な男子諸君にぜひともおすすめできる漫画です(*´ω`*)

 

ちなみに、同じ岡本倫先生の作品であるダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』や、鬱アニメの代表格ともいえる『エルフェンリート』なども個人的におすすめです。(ブリュンヒルデは結末だけは納得できないけど…)

 

賭博堕天録カイジ 24億脱出編/福本伸行

借金まみれで何をやっても続かないダメ男のカイジが、様々な違法の闇ギャンブルに挑む漫画の最新作。

カイジシリーズは、私が今まで読んだ全て漫画の中でも間違いなくTop3に入るくらい大好きな作品です。

 

本シリーズは、漫画とは思えないほど真に迫った心理描写と、あらゆるイカサマを使って相手を騙そうとする頭脳戦が持ち味ですが、最新作の24億脱出編ではとあるギャンブルで大金を稼いだカイジが「闇ギャンブルで稼いだ金をどうやって自分が使える金に換えていくか」ということに焦点を当てています。

そのため、これまでのシリーズとは結構趣が異なり、逃亡生活をしている時の住居の確保・24億という大金の保管方法・大金を抱えながらの逃亡手段などを描いています。

もちろんカイジのことなので行く先々でトラブルに見舞われ、そのたびに機転を利かせて辛くも凌いでいきます。

 

当たり前ですが、ギャンブルは勝ったからと言って終わりではなく、手にした金を実際に自分が使えるようにしなければいけません。本作はあまり見かけない「ギャンブルに勝って大金を稼いだ主人公たちのその後」を(今のところは)描いている作品です。

 

24億脱出編を楽しむためには、やはりカイジシリーズを全巻読破しておく必要があります。

全部読むのは正直大変ですが、間違いなくギャンブル漫画の中では最高クラスの傑作ですので、ぜひ時間があるときに読んでみてください。

 

マイホームヒーロー/山川直輝・朝基まさし

ミステリー小説が趣味のしがない会社員・鳥栖哲雄は、最愛の娘に暴力を振るい、殺害計画まで企てていた彼氏・麻取延人を殺害してしまいます。

趣味のミステリー小説の知識をフル活用し、何とか証拠隠滅を図ろうとする哲雄ですが、実は延人には犯罪組織との繫がりがあったため半グレ集団やプロの殺し屋から狙われるようになっていきます。

家族を守るために哲雄は延人の死体を完全に隠蔽できるのか?そして元の幸せを取り戻すことができるのか?といったストーリーです。

 

とにかく頭を使った推理描写が秀逸で、哲雄は死体を隠ぺいするために様々な手練手管を張り巡らせるんですが、そのどれもが本当に感心するほど頭が良いんですよね~。いやお前本当にただの会社員だったのかよw

しかし、哲雄のワンサイドゲームというわけでもなく、犯罪集団側の刺客も切れ者揃いなため、毎回哲雄はピンチに陥ります。

圧倒的窮地から抜け出すために、今度はどんな一手を見せてくれるんだろうと呼んでいてワクワクが止まらない作品です。

 

また、本作品は家族愛がテーマになっています。哲雄が殺人を犯した理由はあくまで娘を守るためであって、そこに私利私欲は一切入っていません。ただただ家族の幸せを願う哲雄が、どれだけ半グレ集団に追い詰められて拉致・暴行を受けても決して諦めない姿は、思わず目頭が熱くなります。

個人的には『マイホームヒーロー』の主人公・哲雄には幸せな結末を迎えてほしいんですが、たとえ誰かを守るためであっても「人を殺した」事実は変わりません。それをひっくるめて哲雄の未来はどんな終わり方をするのか?

とにかく先が気になって仕方のない作品です。

 

同じ朝基まさし先生が作画された、非行少年達が起こす様々な事件を少年係刑事が解決していく『シバトラ』も面白くておすすめですよ。

 

まとめ

以上が、2021年7月現在『週刊ヤングマガジン』で個人的におすすめの漫画4選でした。

どれも本当に面白い傑作揃いですので、ぜひ一度読んでみてくださいね!

では、ここまで読んでいただきありがとうございました!

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