こんにちは!悠です!
最近私がハマって、何度も繰り返し聞いている曲に『アトラクトライト』というものがあります。
曲名にもなっている『アトラクトライト(=Attract Light)』とは、『光を引き付ける』という意味です。
MVに出ている少年は、どのような光に引き付けられ、何を思っているのでしょうか?
今回は、
に関してご紹介していきたいと思います。
曲の概要
『アトラクトライト』は、ボカロP(※1)である「*Luna」氏によって作成された「ラズライトの夢」というアルバムに収録されている曲です。
2019年にYouTubeとニコニコ動画でアップされるや大人気を博し、今や彼の代表曲ともいえる歌になっています。
YouTubeでは、歌い手である「ゆある」氏がVocalをつとめているバージョンがあげられており、ニコニコ動画の方では、VOCALOIDの鏡音レンによって歌われたバージョンが上がっています。
どちらが本家とは明言されていないようですね。
ちなみにYouTubeの方では、2021年2月現在1,400万回以上再生されています。
※1 ボカロPとは、初音ミクを代表とした音声合成ソフト「VOCALOID」で楽曲を作成する音楽家の通称です。Pは、プロデューサーの意です。
曲の魅力
まだ大人になりきれていない少年の葛藤が生む共感

子供って本当に楽でいいよなぁ~
ってよく大人は言いますよね!
しかし、よくよく思い返してみてください。
子供の時代は確かに、仕事のような社会的な責任を押し付けられる機会も少なく、生きるのに必要なお金を稼ぐために頭を悩まさなければいけない状況もあまりなかったかもしれません。
でも、少年時代には、こういった生生しい悩みとは形が違うだけで、将来の自分に対する漠然とした不安・合格したい志望校と自分の学力とのギャップ・変わらない毎日への閉塞感などから生まれる様々な「悩み」が湧き上がってきたりします。
『アトラクライト』の主人公の少年もそうした誰にでもある10代の悩みを抱えた少年です。
まだ青くて拙い 脆くて足りない 小さくて弱くて どうしようもない 僕だ
『アトラクライト』の歌詞より抜粋
上のような歌詞にもあるように、まだ大人になりきれていない少年の気持ちが歌に込められているため、同年代に限らず、大人であっても昔の自分の姿を思い返して、主人公の想いに共感することができます。
どんな困難が立ちふさがっても諦めきれない夢を歌ったサビ
『アトラクライト』の良さが全て詰まっていると(私が思っている)のが、そのサビです!
辞めてしまいたい理由なら10も100も1000もあった。
でもその全てがちっぽけに見える一つがあった。
逃げ出すための言葉なら飽きるほど浮かんだ。
でもそれを零さないだけの輝きがあった。
『アトラクライト』の歌詞より抜粋
絶対に無理だと感じた超えられそうもない壁に直面した時、なんとか自分を納得させようと何重も言い訳をしますよね。
例えば、受験などがまさにそうだと思います。
将来絶対になりたい職業があって、そのためにどうしても受かりたい大学の模試で毎回E判定を取っているとき、

自分には間違いなく才能が足りないんだ。

例え大学に受かったとしても、その後に待っている超高倍率の資格試験に受かるわけないじゃん。

最初っから自分には程遠い世界なんだ。
など、何個も言い訳で自分を取り繕って、本当の夢から目をそらそうとします。
しかし、自分がどうしても諦めないほどの強い夢や目標には、絶望した時に浮かぶ上のような「10も100も1000もある辞めてしまいたい理由」や「飽きるほど浮かぶ、逃げ出すための言葉」を「ちっぽけ」にしてしまえるような、潜在意識の底から突き動かされるような輝きがある、とこの歌では伝えてくれます。
この、どんな困難に立ち向かっても、絶対に諦めきれないほど強い望みが放つ輝きの素晴らしさを歌ったサビは、まさに感動の一言です。
ボーカルである「ゆある」氏の優れた歌唱力
YouTube版の『アトラクライト』のボーカルをつとめている「ゆある」氏は、他にも「アスノヨゾラ哨戒班」や「8.32」といった楽曲の歌ってみた動画を出しています。
特にこの「アスノヨゾラ哨戒班」は、本人のチャンネル以外で上げられている動画の方も合計すると、約3,000万回再生されています。
「ゆある」氏の歌唱はとにかくその声が素晴らしいです。
これは本当に一度聞いていただければわかると思いますが、私の拙い表現力でいうなら、
- きれいな高音を曲全体で維持している。
- 曲のサビに差し掛かった時の疾走感が気持ちいい。
- 何度もリピートしたくなってしまう中毒性。
みたいな感じでしょうか。

表現が上手くなくて申し訳ないです!とにかくいい声なんですw
まとめ
以上が、最近私がハマって何度もリピートしている『アトラクライト』という曲のご紹介です。
「*Luna」氏が制作されている曲は他にもいっぱいありますから、ぜひ聞いてみてくださいね!
いずれも名曲揃いですよ!
では、ここまで読んでいただきありがとうございました!
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