こんにちは!悠です!
PSVita内部のスクリーンショットを抜き出したり、セーブデータのバックアップを取りたい時にPCとUSB接続しても認識されない状態になってしまったことはありませんか?
実は私もついこないだこの現象に直面してしまいましたw
「PSVitaとPCをUSBで接続できなくなる問題」はそこそこ発生率が高いようなので、万が一自分のVitaに起こってしまった時のために対処方法を抑えておきましょう!

今回の記事では、VItaとPCがUSB接続できない時の対処法をまとめていきます!
コンテンツ管理アシスタントを導入する
PSVitaをPCとUSB接続してデータのやりとりをするためには、予めPC側に「コンテンツ管理アシスタント」と呼ばれるソフトウェアをインストールしておく必要があります。
※「コンテンツ管理アシスタント」は、その頭文字を取ってCMA(Content Manager Assistant)と呼ばれたりもします。
下記リンク先からインストーラーを入手可能です。
ただ、この「コンテンツ管理アシスタント」なんですが、使っているPCによっては上手くインストールできずエラーになってしまうこともある模様。
その場合はインストーラーを右クリック→プロパティ→互換性タブと進み、「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェック→Windows XP (Service Pack 3)を選択してインストールするとエラーが出なくなるとのことです。
VitaとPCがUSB接続できないときの対処法
【方法1】USBケーブルのチェック
PSVitaとPCを接続しているケーブルに充電専用のUSBケーブルを使ってしまっていると、いくらPCと接続してもデータを移行できません。
純正のケーブルを使用している場合は大丈夫ですが、別途購入したUSBケーブルを使用する際はデータ通信ができる種類のものなのか事前に確認しておきましょう。
【方法2】Vitaの接続端子を掃除する
最近Vitaを使っておらず埃がかぶってしまっていた場合は、VitaのUSB接続端子部分が汚れてしまっていてUSBケーブルを認識しない可能性があります。
結構本体が汚れているなと思った時は、エアダスターでVitaの接続端子部の埃を飛ばしたり、軽く綿棒で掃除してあげたりするとUSBを認識するかもしれません。
【方法3】USBポートを変更する
接続したいPCに複数のUSBポートがある場合は、1つのポートがダメでも別の場所なら接続できる可能性があります。
デスクトップPCを使っている方なら4つくらいUSBポートがある場合もあるので、とりあえず全ての場所で確認してみましょう。
【方法4】FWを最新にアップデートする
基本的にコンテンツ管理アシスタントに接続する際は、FWを最新にしておく必要があります。
PSVitaの設定アプリ→システム→システム情報→システムソフトウェアが3.74になっているか確認し、古かった場合はアップデートしましょう。
※2022年5月13日時点で最新のFWは3.74です。
【方法5】セーフモードを起動する
Vitaのセーフモードを起動して各メニューを実行することで、不具合が解消される可能性があります。
Vitaのセーフモードは、電源ボタン+PSボタン+Rボタンを約5秒間同時押しすると起動します。
セーフモードが起動したら、PSVitaの再起動→データベースの再構築の順で試してみましょう。
4番目の「PSVitaを初期化する」は最終手段なので、一時保留にしておきます。
【参考記事】
【方法6】ファイアウォールの例外設定
Windowsのファイアウォールで「コンテンツ管理アシスタント」がブロックされているため、USBで接続しても反応しない可能性があります。
PCのファイアウォールの例外設定に「コンテンツ管理アシスタント」が入っているかどうか確認しましょう。
コントロールパネルを開き、「システムとセキュリティ」をクリックします。
「Windows Defender ファイアウォール」をクリックします。
「Windows Defender ファイアウォールを介したアプリまたは機能を許可」をクリックします。
「設定の変更」をクリックします。
「Content Manager Assistant」にチェックを入れます。
これで「コンテンツ管理アシスタント」をファイアウォールの例外設定に入れることができました。
Windows Defender以外のセキュリティソフトを導入している場合は、そちらでも同様に例外設定をする必要があると思うので注意してください。
【方法7】デバイスマネージャーをチェック
コントロールパネル→ハードウェアとサウンド→デバイスマネージャー→ユニバーサル シリアル バス コントローラーの中に「?」や「? Vita」がある場合はそれを削除すると、USBが認識するようになるらしいです。
【参考記事】
【方法8】Wi-Fi経由でデータをやり取りする
PSVitaからPCに移動させたいデータが、スクリーンショットなど容量の少ないものならWi-Fi経由でデータを移動させるという方法があります。
前提として、PSVitaとPCを同じWi-Fiに接続しておきましょう。
まず「コンテンツ管理アシスタント」を開き、ネットワーク接続設定タブの「ネットワークを使ってPSVitaまたはPSTVと接続する」にチェックを入れます。
次にVita側の操作を行います。
「コンテンツ管理」を開き、「コンテンツをコピーする」をタップします。
「パソコン」をタップします。
「Wi-Fi」をタップします。
「機器を追加する」をタップします。
「はい」をタップします。
「OK」をタップします。
パソコン名が表示されるのでタップします。
PC側に数字が表示されるので、それをVitaに打ち込んで「登録」をタップします。
以上で、Wi-Fi経由でVitaとPC間のデータのやり取りができるようになります。
【方法9】Zadigでドライバーをインストールする
Zadigというフリーソフトを使ってVitaのドライバーをインストールすることで、USBが認識されるようになる場合があります。
Zadigは下記のリンク先からダウンロード可能です。2022年5月13日時点で最新バージョンは2.7のようです。
ダブルクリックで起動したら、Options→List All Devicesにチェックを入れます。(画像では間違えてver2.5のZadigを使ってますが、2.7でも操作は同じです。)
プルダウンメニューから”PS Vita” Type Bを選び、「Install WCID Driver」をクリックします。
SUCCESSの表示が出たらドライバーのインストールは完了です。USB接続をもう一度試してみましょう。
【方法10】QCMAを導入する
非公式のコンテンツ管理アシスタント(CMA)であるQCMAを導入することで、USB接続ができるようになる場合があります。
QCMAは下記のリンク先からダウンロード可能です。
Linux版、Windows版、Mac版があるので、自分の環境に合わせてダウンロードしてください。
インストーラーをダブルクリックして起動し、言語設定で「Japanese」を選択します。
「次へ」をクリックします。
「同意する」をクリックします。
「次へ」をクリックします。
「次へ」をクリックします。
「インストール」をクリックします。
デバイスドライバのインストールが開始されるので、「次へ」をクリックします。
ドライバのインストールが完了するので、「完了」をクリックします。
QCMAのインストールが完了するので、「完了」をクリックします。
QCMAを起動し、PSVitaから移動させたデータの保存場所(フォルダ)を設定します。
※CMAが起動している場合は事前に終了しておきましょう。
特にこだわりが無ければ初期設定のままで大丈夫です。
ファイアウォールの警告文が表示されたら、「アクセスを許可する」をクリックします。
後はPSVitaのコンテンツ管理を使って、通常通りPCとVitaをUSB接続すればOKです。(CMAは終了させておく必要があります。)
まとめ
以上が、PSVitaとPCがUSB接続できない場合の対処法10選でした。
USB接続できない問題は割と起こりやすいようなので、もし直面してしまった場合は是非これらの方法を試してみて下さい。
では、ここまで読んでいただきありがとうございました。
コメント
最近、兄のVitaを発見し改造しようとしたのですがpcとなかなか接続できず困っていたところにちょうどこのサイトを見つけ
最後の方法で何とか解決でき助かりました!
ありがとうございます
コメントありがとうございます!
Vitaとpc接続問題は私も当時苦労しました…
お役に立てて何よりです!