PS5版『CONTROL』はPS4版と比較してどれだけ進化したか?【レイトレーシング・ロード時間】

こんにちは!悠です!

2021年2月2日に、PS5用ソフト『CONTROL アルティメット・エディション』のダウンロード版が配信開始されました。

これは、2019年8月27日に発売されたPS4版『CONTROL』のゲーム本編と、2つのDLC(「The Foundation」、「AWE」)があらかじめ収録された完全版です。

解像度やフレームレートも次世代機向けにアップグレードされており、レイトレーシングへの対応や高速SSDによる大幅なロード時間の短縮、ハプティックフィードバックによる微細な振動の表現、アダプティブトリガーによる抵抗力の変化等によってゲームプレイの質を大幅に向上させています。

そこで今回は、

PS5版『CONTROL アルティメット・エディション』にはPS4版『CONTROL』と比較して、ゲームプレイにどれほどの進化があったのか?

というテーマで記事を書いていこうと思います。

PS5版『CONTROL』の進化点

PS5版『CONTROL アルティメット・エディション』では、画質を優先した4K/30fpsかつレイトレーシング対応のグラフィックモードと、フレームレートを優先したフルHD/60fpsかつレイトレーシング未対応のパフォーマンスモードが存在します。

グラフィック(レイトレーシング)

画質優先のグラフィックモードでは、鏡への映り込みや光の反射を現実世界のように忠実に再現するレイトレーシングが利用可能です。

レイトレーシングがどのようなものか、いくつか例となる画像を撮ってきました。

まず1つ目、連邦捜査局のエントランスロビーの画像です。グラフィックモードでは、絵画に反射した路上の景色が映っていますね。

 

2つ目は壁面に反射した照明の様子です。グラフィックモードでは、照明による光の反射がより正確に表現されています。

 

3つ目は水たまりに映っている景色です。グラフィックモードでは、水面に天井の景色が反射して映っている様子が描画されています。

 

上で示したように非常に高い品質のグラフィックを楽しめますが、代償としてフレームレートが30fpsに落ちてしまいます。

 

ハプティックフィードバック

ハプティックフィードバックとは、デュアルセンスに搭載されている「従来のコントローラーよりも繊細で、表現力を増した振動機能」のことです。

 

PS5版『CONTROL』では、キャラの操作が可能になって1秒でこのハプティックフィードバックのすごさがわかります。

なぜなら、ジェシーの踏み出した足と床が当たる感触を振動機能で表現しているからです。

これは実際体験してみないとわからないと思うので、ぜひプレイして試してみてほしいですね。

 

アダプティブトリガー

アダプティブトリガーとは、デュアルセンスに搭載されている「L2、R2トリガーの抵抗を動的に変動させる機能」のことです。

 

PS5版『CONTROL』では、ジェシーの銃型武器である「サービスウェポン」の引き金を引くときの抵抗を表現しています。

実際に自分が引き金を引いているかのような感覚になるので、ゲームへの没入感が増しますね!

 

ロード時間

PS4版をプレイしたことがある方ならご存じだと思いますが、『CONTROL』は比較的ロード時間が長いゲームです。

各MAP間のファストトラベルにかかる読み込み時間もお世辞にも短いとは言えませんでした。

 

しかし、PS5版『CONTROL』では、この問題が大幅に改善されています。

以下はPS4版『CONTROL』とPS5版『CONTROL アルティメット・エディション』のゲーム起動時間、ファストトラベルに要する時間の比較動画です。

 

まず、ホーム画面でのゲーム起動からキャラの操作が可能になるまでにかかる時間は、PS4版が約1分28秒なのに対し、PS5版は約16秒と5分の1程度に短縮されています。

また、NSC発電所からセントラル・エグゼクティブにファストトラベルするときにかかる時間は、PS4版が約28秒なのに対し、PS5版では約10秒と3分の1程度に短縮されています。

 

PS5の高速SSDによって、めちゃくちゃロード速度が向上していることが一目瞭然ですね!

 

システムメニューを開く際の重さの改善

PS4版『CONTROL』では、オプションボタンを押してシステムメニューを開く動作が非常に重いという難点がありました。

システムメニューを開く機会は比較的多いため、地味にプレイするときのストレスになってきます。

以下の動画(2:52~)でオプションボタンを押したときのカクツキについて比較しています。

 

動画をご覧になっていただければわかる通り、PS5版の『CONTROL』では、オプションボタンを押してもカクツキはほとんど発生せず、ストレスなくシステムメニューの操作をすることができます。

 

まとめ

以上が、PS5版『CONTROL アルティメット・エディション』とPS4版『CONTROL』の比較でした。

やはり、PS5版『CONTROL』は、10.2TFLOPSのGPUによるグラフィックの向上や高速SSDによるロード短縮、デュアルセンスの新機能を生かした触覚体験といった、PS5ならではの進化を遂げています。

ぜひプレイしてみてくださいね!

 

また、PS5版とPS4版のセーブデータの引継ぎに関しては、以前の記事でまとめています。

PS5版の『CONTROLアルティメットエディション』にPS4版のセーブデータを使用できるのか?
PS4版『CONTROL』とPS5版『CONTROL アルティメット・エディション』との、セーブデータ引継ぎ問題に関してまとめています。また、『CONTROL』というゲーム作品の概要も記載しています。

 

では、ここまで読んでいただきありがとうございました!

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