こんにちは!悠です!
今回は、Webサイトの広告をブロックしてくれる無料DNSサービス「ControlD Free DNS」について紹介いたします。

Ad Blocker Testで試してみると、広告ブロック系DNSの中で最も有名な「AdGuardDNS」よりも広告除去が高かったので、興味がある方は是非試してみてはいかがでしょうか。
ControlD Free DNSの特徴
ControlD Free DNSの一番の特徴は、何といってもその豊富なカスタマイズ性でしょう。
広告やWebサイトのトラッキングを防いでくれるだけでなく、アダルトコンテンツやSNSサービスをブロックしたり、ギャンブル関係・政治関係のサイトを除外することもできます。
下記の画像のように、表示したくないコンテンツを自分で取捨選択することができます。
いちいち自分で選ぶのが面倒な方向けに、プリセットも用意されているのがありがたいですね。
また、種類は少ないですがサードパーティー製のフィルターを導入することもできます。
ControlD Free DNSの他の特徴としては次のようなものがあります。
- ノーロギング(DNSクエリを記録しない)
- エニーキャストDNS
- セキュアプロトコル(DNS-over-HTTPS/3、DNS-over-TLS/DoQ)
ControlD Free DNSの導入方法
今回は最も万人向けにおすすめできる、Ads+Trackersを例にしていきます。

上のリンクにアクセスし、Custom ConfigurationにあるAds&Trackersにチェックを入れます。
DNS-over-TLS/DoQのURLをコピペしてください。
今回の例であるAds&Trackersの場合は、no-ads.freedns.controld.comですね。
Androidの設定アプリを開き、「ネットワークとインターネット」をタップします。
「プライベートDNS」をタップします。
「プライベートDNS プロバイダのホスト名」にno-ads.freedns.controld.comを追加して、「保存」をクリックしてください。
これで導入は完了です。
Ad Blocker Testで98点!
上で例に挙げたControlD Free DNS(Ads+Trackers)の広告ブロックを、広告除去率をテストできるWebツール「Ad Blocker Test」で調べてみると98点という非常に高い点数を叩き出しました。
AdGuardが提供している無料広告ブロックDNS(dns.adguard-dns.com)は78点くらいでしたので、ControlDの方がかなり上回っていますね。
実際にChromeでWebサイトを見てみればわかりますが、ほとんどの広告がきれいさっぱりなくなっています。
また、Chmateなどの広告も表示されなくなるので、アプリ単位の広告も除去できるようです。
ただ、YouTubeの広告を消すことはできないので、その場合は「YouTube ReVanced」を導入してみてください。

ControlD Free DNSの欠点
【欠点1】DNSを導入すると閲覧不可能になるサイトが存在する(可能性)。
コメント欄でDNSを導入するとHuaweiの公式サイトが閲覧できなくなると情報を頂きました。
カスタマイズの種類によっては閲覧できなくなるサイトが増えるかもしれませんので、導入時には自分が良く訪れるサイトをきちんと開けるかチェックしておくことをおすすめいたします。
【欠点2】楽天市場(アプリ含む)でバナーにアクセスできなくなる。
これもコメント欄で教えていただきました。
私が楽天を使わないということもあって気づけませんでした…
楽天市場をよく使う方は注意が必要のようです。
またこのDNSを使っている方で、イマイチなポイントをもしご存じでしたら、ぜひコメント欄で教えてください!
なおサイトを開く際のスピードは、個人的にAdGuardのDNSよりも早く感じました。
また、類似サービスのNextDNSには無料だと30万クエリまでしか使えないという制限があるようなんですが、サイトを見る限りControlD Free DNSにそういったものは見受けられませんでした(ないとは断言できません)。
まとめ
以上が、無料で広告ブロックができるおすすめのDNS「ControlD Free DNS」についての紹介でした。
Googleアドセンスを貼っている私からすると非常に悲しいですが、凄まじく便利なサービスですのでぜひ試してみて下さい。
では、ここまで読んでいただきありがとうございました。
コメント
バグなのか欠点なのかは分かりませんが、DNS導入後Huawei公式サイトにアクセス不可になります。
もしかすると、他にもアクセス不能になるサイトがあるかもしれないので記載しておいた方が良いかと思います。
コメントありがとうございます!
Huaweiの公式サイトとは下記のurlのことでしょうか。
https://consumer.huawei.com/jp/
私はトッピングをAds+Trackersにしているんですが、私の場合だとDNS適用後でも問題なく繫がりました。
Malwareも加えていたりしますでしょうか?
仰る通り、閲覧不可能になるサイトがある可能性は大いにあると思いますので、追記させていただきます!
使わない人には関係ないですが、楽天市場(アプリ含む)でバナーとかでアクセス不可になると思われますね。
コメントありがとうございます!
私が楽天を全く使わないため、これは気づけませんでした…!!
記事に追記させていただきます!