こんにちは!悠です!
今回は「EaseUS Disk Copy」という、セクタバイセクタ方式に対応したクローンソフトを紹介いたします。
コピー元のディスクやパーティションをセクタバイセクタ方式でクローンすることにより、ほぼ100%オリジナル品質のままで複製することができます。
PC自体を引っ越ししたり、容量の少ないHDDから大容量のものに移行する際は、こういったクローンソフトを使用すると作業がスムーズに進みますよ!
セクタバイセクタ方式とは?
折角なので、「EaseUS Disk Copy」に採用されているセクタバイセクタ方式に関して一緒に見ていきましょう。
セクタバイセクタ方式とは、ディスクをクローニング(複製)する手法の1つです。
HDDやSSDの中のデータをセクタと呼ばれる小さな部分に分けて、それぞれのセクタを1つずつコピーしていくことで、完全な複製を作成する技術なんですね。
通常のクローニングのようにまるごとディスクを写し取るのではなく、セクタ単位でコピーすることで、元のディスクと同じデータを新しいディスクに作り出せることが魅力です。
下の記事で紹介されていたたとえ話が、個人的に一番わかりやすかったです。
「友達のノートを手書きで書き写す」のが、通常のクローンコピー。「友達のノートを丸ごとコピー機で複製する」のがセクタバイセクタ・クローン
出典:https://gamingpc-now.com/blog/1144
「EaseUS Disk Copy」の特徴
「EaseUS Disk Copy」の主な特徴は次の通りです。
- セクターごとにディスク/パーティションをクローン
- クローン中にパーティションのサイズを調整可能
- 起動ディスクを作成してクローンを実行
- 1クリックでOSを移行可能
- オフラインでハードディスクをクローン
クローン用途にだけ特化させたソフトウェアで、余計な機能はほとんどついていません。
「EaseUS Disk Copy」の導入方法
「EaseUS Disk Copy」の導入方法は非常に簡単です。
対応しているOSはWindows11/10/8.1/7なので、ここだけ注意してください。

上の公式サイトから「無料ダウンロード」をクリックし、インストーラーをダブルクリックして起動します。
「今すぐインストールする」をクリックします。
1分程度でインストールが完了します。たったこれだけです。
「EaseUS Disk Copy」の使い方
それでは「EaseUS Disk Copy」を使って実際にクローンを作成する方法を紹介していきます。
今回は例として、USBのクローンを作成してみます。
初期のUI言語が英語になっているため、日本語に直しましょう。
右上のプルダウンメニューからlanguages→日本語を選択してください。
ディスクモードを選択して左下の「セクターバイセクター方式」にチェックを入れ、まずはコピー元となるディスクを選択し、右下の「次へ」をクリックします。
次にデータをコピーするディスクを選択し、右下の「次へ」をクリックしましょう。
データをコピーするディスクの中に保存されていたデータは全て削除されるので注意してください。
確認ダイアログが表示されるので、「OK」を選択します。
最後にソースディスクとコピー先ディスクのレイアウトが表示されるので、問題がなければ右下の実行をクリックしてください。
これでクローン作業が開始されるので、移行が完全に終了するまで放置します。
今回試したUSB→USBなら5分程度で完了します。ただ500GBのHDDなどになると1時間近くかかるかもしれないので注意してください。
クローン作業が終了したらダイアログが表示されます。
これで全行程完了です。お疲れ様でした。
最後にクローンしたディスクに、不備なくデータがコピーできているかを忘れずに確認しておいてください。
公式による手順解説
EaseUS社による手順解説ガイドも用意されているので、こちらも参考にしてください。
Windows11をM.2 SSDにインストールする方法【完全解説】

クローンする前に新しいSSDのフォーマットが必要?

まとめ
以上が、セクタバイセクタ方式に対応したクローンソフト「EaseUS Disk Copy」の使い方の紹介でした。
初心者の方でも迷わないUIが好印象のソフトウェアですね。
ただ、ソフトウェアを起動中にPCにディスクを挿入しても、ソフトを立ち上げ直さないと反映されないのだけが残念かなと思いました
ソフトウェアは無料ダウンロードでき、使用感を購入前に試すことができるので、まずはそちらを試してみてくださいね!
では、ここまで読んでいただきありがとうございました。
コメント