こんにちは!悠です!
今回は『EaseUS RecExperts』というPC画面録画ソフトのレビュー依頼をいただきましたので、詳しくご紹介していこうと思います。
『EaseUS RecExperts』の公式サイトのキャッチコピーは、「画面中の内容をなんでも1クリックで簡単に録画するPC画面録画ソフト!」です。
シンプルな操作で簡単に録画機能が使えることが売りなこのソフトの実力はどれほどなのか?

早速レビューしていきますね!!
『EaseUS Software』について
『EaseUS RecExperts』を提供しているのは有限会社イーザスソフトウェア(英語表記:EaseUS Software Co., Ltd.)という会社で、本社は中国四川省にあります。
【会社概要】:https://jp.easeus.com/company/overview.html
イーザスソフトウェア社の製品については、PCのデータ復旧ソフトEaseUS Data Recovery Wizardの方が有名かもしれませんね。
2004年に会社を設立して以来、PCのバックアップソフトやリカバリーソフトといったソフトウェア開発を専門にしています。
そんなイーザスソフトウェア社が手掛けたPC画面録画ソフトがEaseUS RecExpertsになっています。
インストール方法の解説。
『EaseUS RecExperts』には無料版と有償版があり、両方とも公式サイトから入手することができます。

上のリンクから公式サイトに移動し、「無料体験」をクリックすることでインストーラーをダウンロードできます。
インストーラーをダブルクリックで起動し、インストールする言語に「日本語」を選択します。
「次へ」をクリックします。
「同意する」にチェックを入れて「次へ」をクリックします。
インストールするフォルダを選択し(基本的にデフォルトのままでいいです)、「次へ」をクリックします。
「次へ」をクリックします。
「インストール」をクリックします。
30秒程度でインストールが完了し、下の画像が表示されます。
表示されたら「完了」をクリックしてください。
メニュー画面が表示されれば、正常にインストールが完了しています。
有償版を購入した場合
有償版を購入した場合は、メニュー画面右上にある鍵マーク(上画像)をクリックし、ライセンスコードを入力すれば無料版をそのまま有償版へアップグレードすることができます。
メニュー画面からできる5つの機能
ここでは『EaseUS RecExperts』のメニュー画面から利用できる機能について、ざっくりとした解説をしていきます。
PC画面の録画方法に関しては、下のリンク先にある公式の解説ページも参考にしてくださいね。

画面録画
画面全体を録画するフルスクリーン録画と、指定した範囲のみを録画する範囲録画機能を使うことができます。
フルスクリーン録画は4K解像度にも対応しています。
またディスプレイをスケーリングしている場合でも、わざわざ100%に戻すことなく正常に録画することができます。
ここは嬉しいポイントですね!
アプリ画面録画
いわゆるウィンドウ録画機能ですね。指定したウィンドウのみを録画することができます。
録画中に別のタブを開いて作業することもできますよ!
録音
その名の通り音声のみ録音する機能です。
カメラ録画
PCに備え付けられているウェブカメラで動画を撮ることができます。
自撮り機能ですね。
ゲーム録画
ゲーム実況などに適した録画方法で、マイクを使って自分の声を録音したり、ピクチャーインピクチャー機能を使って自分の映像をゲーム画面に出力することができます。
ホラーゲームのリアクション実況とかでよくあるやつですね。
実際にゲーム動画を録画してみた結果。
早速『EaseUS RecExperts』を使ってゲーム動画を録画してみましたので、その感想や動画の品質についてご紹介させていただきます。
また、結果に関してはマシンスペックによってもかなり左右されてしまうので、私がいつも使っているPCのスペックも一緒に載せておきますね。
今回使用したPCのスペック
筆者は『GIGABYTE AERO 15S OLED SA-7JP5130SP』というゲーミングノートPCを使用しています。
詳しいスペックは下の通りです。
パーツの種類 | スペック |
CPU | Core i7-9750H |
GPU | GTX 1660Ti |
メモリ | Samsung DDR4 – 2666 MHz 8GB×2(16GB) |
ディスプレイ | 4K解像度(3840×2160) |
事前にしておくべき設定
初期設定では出力ビデオのフレームレートが24fpsになっているため、これを60fpsに変更しておきましょう。
メニュー画面の「設定(歯車マーク)」をクリックします。
「ビデオ」タブ内にある「フレームレート」を60に変更します。
また、画面の録画は意外と負荷が大きいため、必要のないソフトやブラウザは事前に全て終了させておきましょう。
録画対象:YouTubeの動画
まずはお試しとして、Youtubeにアップロードしておいた動画を範囲指定モードで録画してみました。
動画の内容は最近はまっている『原神』のムービーシーンです。
結果的はかなりの高品質で録画できていました。
カクツキやコマが飛んだり、音声が途切れているといった不具合もありませんでした。
録画対象:幻獣契約クリプトラクト(2Dゲーム)
次はゲームの中でも比較的処理が軽い2Dゲームを対象にして録画してみました。
選んだゲームソフトは『幻獣契約クリプトラクト』というスマホ向けRPGゲームのPC版です。
実際のプレイ画面に比べて少し映像が重いような気がしますが、全然許容できるレベルの品質でした。
キャラの攻撃エフェクトなどもしっかり映っていましたし、上々の結果だと思います。
また、プレイ中にゲームの動作が重くなることも一切ありませんでした。
録画対象:PSO2(3Dゲーム)
最後に、処理が重い3Dゲームをフルスクリーン録画機能を使ってキャプチャしてみました。
選んだゲームソフトは『PSO2』という、最近PCでは4K解像度にも対応するようになったアクションRPGゲームです。
結論から言ってしまうと、残念ながらかなり重たい映像になってしまいました。
映像のフレームレートも非常に低いものになっており、全体的にガクガクしています。
また、通常私のPCでは『PSO2』はプレイ中でもほぼ60fps出ているのですが、録画機能をオンにしていると30fps~40fps程度までフレームレートが落ち込みました。
体感できるレベルで重くなっていましたね。
PCのスペックによって結果が変わることもある。
上で挙げた検証結果は私のPC環境の話なので、より高性能なCPUやGPUを積んでいるPCなら結果が変わってくることも十分に考えられます。
そもそもPCのゲーム実況を本気でする場合はやはりデスクトップPCを検討すべきですし、現状20万程度のデスクトップなら私のPCよりもいい性能のパーツで組めると思います。
また、画面がフルHD(1920×1080)なら4Kディスプレイに比べて、はるかに録画にかかる負荷が軽減されます。
あくまで参考としてご覧いただけると幸いです。
ちなみに公式が紹介しているおすすめのPC録画ソフトに関する記事もありました。

総評
では、最後に『EaseUS RecExperts』の良かった点と微妙だった点を総評としてまとめておきます。
まず、良かった点は次の通りです。
- UIがシンプルで操作がわかりやすい。
- 4K解像度(3840×2160)にも対応している。
- スケーリングを有効にしていても使用できる。
- 動画サイトの映像を画面録画する場合、高品質な映像になる。
- 2Dゲームなら問題なくプレイ動画を撮ることができる。
次に微妙だった点は次の通りです。
- 3Dゲームを画面録画する場合、4K解像度では動画が重くなる可能性がある。
- 3Dゲームを画面録画する場合、ゲームのフレームレートが低下する可能性がある。
『EaseUS RecExperts』有償版の価格
『EaseUS RecExperts』有償版の価格は次のようになっています。
サービスの種類 | 価格 |
1ヶ月間ライセンス | 2,390円(税込み2,629円) |
1年間ライセンス | 4,790円(税込み5,269円) |
永久ライセンス | 8,390円(税込み9,229円) |
無料版では、画面録画が2分以内かつウォーターマークが挿入されるという制限があります。
ぜひ自分のPCのスペックや使いたい用途と相談して、EaseUS RecExpertsの導入を考えてみてはいかがでしょうか?
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