こんにちは!悠です!
今回は「Stable Diffusion」で、より上質なAIイラストを作成する際に覚えておきたいembeddingsファイルの使い方をご紹介していきます。
embeddingsでおそらくもっとも有名なEasyNegativeの導入方法も合わせてご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください!

それでは早速いってみましょう!なお、アイキャッチ画像はChilloutMixで作成しています!
embeddingsとは?
embeddings(埋め込み)とは、「Textual Inversionという手法でスタイルを学習させた結果のファイル」を指します。
といっても何のことかよくわかりませんよねw
要はより高度なイラストを作成するための追加機能だと思っておけば十分です。
詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。

embeddingsにも様々な種類がありますが、今回おすすめしたいものは下記の2つです。
EasyNegative
EasyNegativeとは、ネガティブプロンプト用に開発されたembeddingsで、この単語をネガティブプロンプト内に記入するだけで生成されるAIイラストの質が向上します。
プロンプトの例文を調べていると(参考記事)高確率で登場するので、ぜひとも導入しておきましょう。
下記リンク先からダウンロードできます。

Ulzzang-6500
Ulzzang-6500は、ChilloutMix等のフォトリアル系モデルデータによるAIイラスト作成でよく登場するembeddingsです。
ポジティブプロンプトに反映することで、アジア人の美しい女性の顔を生成することができます。
AIコスプレイヤーを作成したい場合に使うと高品質な画像ができやすいので、ぜひとも導入しておきましょう。
下記リンク先からダウンロードできます。
embeddingsの導入方法
Google Colaboratory版の場合と、ローカル版の場合に分けてembeddingsの導入方法をまとめておきます
Colaboratory版の場合

上記記事で紹介しているsd-1click-colabを使う場合、特に操作をしなくても自動的にEasyNegative及びUlzzang-6500が導入されています。
ローカル版の場合

ダウンロードしたembeddingsのファイル(.safetensorsや.bin)を、「\webui\embeddings」に保存するだけでOKです。
embeddingsの使い方
「Stable Diffusion WebUI」を起動し、Generateボタンの下にあるshow extra networksをクリックします。
導入済みのembeddingsが表示されるので、クリックするとプロンプトに反映されます。
まとめ
以上が「Stable Diffusion」で、より上質なAIイラストを作成する際に覚えておきたいembeddingsファイルの使い方でした。
EasyNegativeやUlzzang-6500以外にも様々なものが存在するので、自分が作成したいモデルのイメージに応じてぜひいろいろ試してみてください。
では、ここまで読んでいただきありがとうございました。
コメント
show extra networksをクリックしてembeddingsが表示されたからクリックして
ネガティブプロンプトにulzzang-6500-v1.1やEasyNegativeを反映させたら
ChilloutMixをモデルにしてやるとエロい水着のお姉さんがボンバーヘッドのゴリラのような
黒人女性になってしまってネガティブプロンプトを空欄にしてるのとあまり変わらないから
有効になっていないんですかねぇ
まぁネガティブの呪文は共通だからコピペするだけなんで長くても問題無いですけど
コメントありがとうございます!
ulzzang-6500-v1.1は「ポジティブプロンプト」に導入しないとだめですよ!
アジア人の美しい顔をネガティブに入れてしまったので、そのボンバーヘッドウーマンが誕生したのではないでしょうかw
ulzzangは書き込む場所が間違っていたんですね
ただEasyNegativeでも褐色肌のドレッドヘアーのマッチョなおねぇさんて感じになって
コレジャナイ感は変わらず…
というかEasyNegativeに呪文組み込めないかと思って調べてみたら
EasyNegativeてアニメモデル用だったんですね
ChilloutMixみたいなリアル系で良いのが出るまでは呪文のままで行こうと思います
私が試してみた感じだと、いつも使ってるテンプレネガティブプロンプトにEasyNegativeを追加で組み込む感じだと、ChilloutMixのようなリアル系でもうまく機能するような気はするんですよね。
EasyNegativeだけをネガティブプロンプトに入れるといい感じにならないんですね。教えていただきありがとうございます!