【Stable Diffusion】目や瞳専用のLoRAの使い方!Inpaintと組み合わせて再現率を向上させよう!

こんにちは!悠です!

 

皆さんはCivitaiやHugging Faceで、目や瞳専用のLoRAを見かけたことはありませんか?

これらのLoRAは普通に<lora:lora_name:1>の形式で適用しても構いませんが、実はInpaintと組み合わせることでより再現率を上げることができるんですね。(Inpaintに関しては下の記事で紹介しています。)

【Stable Diffusion】Inpaintを使って生成したAIイラストの細部(手や指の崩れなど)を後から修正する方法!
「Stable Diffusion WebUI」のInpaintという機能を使って、生成済みのAIイラストの細部(顔や手、指など)を修正する方法についてまとめた記事です。

 

そこで今回は、目や瞳のLoRAとInpaintを組み合わせて、再現率を格段に上げる方法について紹介していきます。

アイキャッチ画像はモデルに「Hassaku」、LoRAに「heartstarpupils」を使用しています。どちらもCivitaiでダウンロードできます。
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おすすめの目(瞳)のLoRA

まずは、私が見かけたおすすめの目や瞳に関するLoRAを紹介していきます。

Civitaiでダウンロードできるものに関しては、紹介しているLoRAの名前で検索してみてください。

 

Slit Pupils Inpaint – LoRA

猫目(縦にスリットが入ったような目)を再現できるLoRAです。Civitaiで入手できます。

 

❤️Heart & Star⭐ Shaped Pupils Inpaint – LoRA

ハートが入った瞳と星が入った瞳を再現できるLoRAです。Civitaiで入手できます。

 

Eye – LoRa

瞳のディテールを上げることができるLoRAです。Civitaiで入手できます。

 

beautiful detailed eyes

こちらも瞳のディテールを上げることができるLoRAです。Civitaiで入手できます。

 

Classic Anime Expressions

漫画やアニメでよく見る、デフォルメされた表現(>_<、@_@、=_=、X X)やジト目を再現できるLoRAです。Civitaiで入手できます。

 

sanpaku eyes

三白眼を再現できるLoRAです。Civitaiで入手できます。

 

Crossed Eyes LoRA / Yorime / Hypnosis

寄り目を再現できるLoRAです。Civitaiで入手できます。

 

concept Bags under eyes(dark circles)

寝不足でクマができたような目を再現できるLoRAです。Civitaiで入手できます。

 

Flaming Eye Concept – LORA

ブラックロックシューターのような、目から炎が出ている表現を作れるLoRAです。Civitaiで入手できます。

 

【Concept】Blank eyes/Hypnosis/催眠/Mind control

催眠状態にかかった虚ろな目を再現できるLoRAです。Civitaiで入手できます。

 

Sharingan Eyes Inpaint – LoRA

写輪眼を再現できるLoRAです。Civitaiで入手できます。

 

Makima Eyes Inpaint – LoRA

マキマの目を再現できるLoRAです。Civitaiで入手できます。

専用のLoRAが作られるほど人気があるとは…!

 

SurprisedBlankEyes

驚いて真っ白になった漫画のような目を再現できるLoRAです。Civitaiで入手できます。



目や瞳のLoRAとInpaintを組み合わせる方法

上で紹介したLoRAでもそうですが、Inpaintを使わなくてもそのまま<lora:lora_name:1>の形式で適用するだけで十分機能するものもあります。

プロンプト内に指定するだけではうまくいかないときに次の方法を試してみてください。

 

まず普通にtxt2imgで画像を生成し、その中で瞳LoRAを適用したいものをimg2imgタブにあるInpaintの中にドラッグアンドドロップしてください。

次に瞳の部分だけを黒く塗りつぶします。私が試した感じでは、白目の部分は塗らない方がいいように思いました。

 

Inpaint areaをOnly maskedにし、Denoising strengthを初期値の0.75程度に設定します。

 

ポジティブプロンプトには<lora:lora_name:1>とトリガーワードだけ、ネガティブプロンプトには素材の生成に使ったものを入力します。

 

これでGenerateボタンを押せば、瞳の部分だけに上手くLoRAを適用することができます。

 

実際に試した例

最後に私が上記の方法で、瞳だけに上手くLoRAを適用できた例を紹介します。

元画像は次の通りです。モデルにはHassakuを使用しています。

 

【Slit Pupils(猫目)】

 

【heart-shaped pupils(ハート目)】

 

【star-shaped pupils(星目)】

 

まとめ

以上が「Stable Diffusion」で、目や瞳に作用するLoRAとInpaintを組み合わせることで、再現率を格段に向上させる方法の紹介でした。

瞳LoRAがなかなかうまくいかないという方はぜひ試してみてくださいね!

 

では、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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