【ゲーミングノート】GIGABYTE AERO 15S OLEDのレビュー

こんにちは!悠です!

今回は、私がブログ作成兼PCゲーム用として活用しているゲーミングノートPC、『GIGABYTE AERO 15S OLED SA-7JP5130SP』に関するレビュー記事です。

このPCはテレワーク向けとしても発売されていますので、これからテレワークに向けてPCを新調しようという方の参考になれば幸いです!

もちろん、ゲーミングノートPCとしても十分に使用可能な性能になっております。

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PCのスペック

スペックの詳細を表にまとめました。

ブランド名GIGABYTE
製品名AERO 15S OLED SA-7JP5130SP
ディスプレイ1‎5.6″狹額縁Samsung UHD 3840×2160 AMOLEDグレアディスプレイ
4K有機ELディスプレイ)
CPUCore i7-9750H
GPUGeForce GTX 1660Ti
メモリDDR4 – 2666 MHz 16GB
SSDM.2 NVMe PCIe3.1×4 SSD 512GB
ACアダプター230 W
バッテリーリチウムポリマー 94.24Wh
キーボードバックライトキーボード(日本語配列)
インターフェイス(端子)USB 3.1 Gen1(Type A):3個
Thunderbolt 3(Type C):1個
HDMI 2.0:1個
DP 1.4 & USB3.1(Type C):1個
3.5mm ヘッドホン / マイク コンボジャック:1個
SDカードリーダー:1個
DC-INジャック:1個
RJ-45:1個(有線Lan接続端子)
オーディオ2‎x 2Wスピーカー、マイク
Wi-Fi、BluetoothKiller™ Ethernet E2600
Killer™ Wi-Fi 6 AX1650 (Powered by Intel)
Bluetooth V5.0 + LE

 

ブランド(GIGABYTE)

GYGABYTEは、台湾に本社を持つパソコン、周辺機器のメーカーで、主にノートパソコンやGPU、マザーボードなどを販売しています。

PC界隈では、AcerやASUSと並んで非常に有名な大手メーカーですね。

GYGABYTE社から販売されているゲーミングPC向けのシリーズを『AORUS(オーラス)』、クリエイター向けノートPCのシリーズを『AERO(エアロ)』といいます。

今回紹介する『AERO 15S OLED SA-7JP5130SP』は、クリエイター向けノートPCということになりますね。

 

 

ディスプレイ

このPCは、4K有機ELディスプレイになっています。

 

私がこのノートPCを買った一番の理由がここになります!!

有機EL(Organic Electro Luminescence)は、TN、VA、IPSなどの液晶のように発光にバックライトを使わず、有機物質に電圧をかけることで発光させる『有機エレクトロ・ルミネッセンス』という物理現象を使用します。

バックライトを使用しないため、完全な『黒』を表現することができ、非常に美しい映像を提供することができるんです!!

ですので、このPCでゲームをしたり、映画鑑賞をしたりすると本当に画質が良く見えますよ!

 

有機ELディスプレイは値段が高くなることが欠点なんですが、このノートPCは有機ELを採用していながらも比較的リーズナブルな価格になっています。

ちなみにリフレッシュレートは最大60Hzです。

 

CPU

PCのCPUには、主にIntel社から販売されている『Core i』シリーズか、AMD社から販売されている『Ryzen』が使用されます。

このPCには、Core i シリーズの第9世代であるi7-9750Hが使用されています。

 

Intel社のCore i シリーズの特徴として、CPUの型番を確認するとそのスペックをおおよそ把握することができます。型番は次のような見方をします。

 

まず確認すべきは、iの後に続く数字です。PCゲームや動画編集などの重い処理を行う場合は、最低でもCore i7以上にしましょう。

 

次に、4桁の数字ですね。ここは最初の桁数がCPUの世代を表します。

Intel社の最新世代は2020年12月現在、第11世代になっています。

その後の3桁は、世代内のCPU番号になっています。基本的には『数字が大きいほど高性能』です!

 

最後に、型番の終わりに付いているアルファベットです。それぞれがCPUの特徴を表します。

アルファベットなし通常CPU。
Kデスクトップパソコン向けのオーバークロックモデル。
通常CPUよりも高性能。
Xデスクトップパソコン向けのオーバークロックモデル。
Kよりもさらに高性能。
Sデスクトップパソコン向けの省電力モデル。
通常CPUよりも低性能。
Tデスクトップパソコン向けの超省電力モデル。
Sよりもさらに低性能。
Mノートパソコン向けの省電力モデル。
通常CPUよりも低性能。
Uノートパソコン向けの超省電力モデル。
Mよりもさらに低性能。
Hノートパソコン向けの高グラフィック性能モデル。
通常CPUよりも高性能。

 

本製品の最後に付くアルファベットはHなので、ノートPC向けの高性能CPUということになりますね!

 

注意として、世代差よりも特徴差の大きい影響を与えることがあります。例えば、10900Tと9900Kで比較した場合、9900Kの方が性能が高くなったりします。

 

GPU

本製品には、NVIDIA社から販売されているミドルクラスGPU『GeForce GTX 1660Ti』が搭載されています。

 

最新の『RTX』シリーズと比較すると流石に性能は劣りますが、ノートPCのGPUとしては悪くない性能だと思います。

またRTXシリーズは発熱もかなりありますから、せっかくならデスクトップPCに積みたいですw

 

GPU性能の指標にはよく『TFLOPS(テラフロップス)』を用います。

これは、浮動小数点演算を1秒間に1兆回できることを示す処理単位です。

簡単に言うと、『1秒間にどれくらい計算を処理できるの?』とGPUに問いかける感じです!

GPUのTFLOPSの目安は下の表になります。

RTX309035.58 TFLOPS
RTX308029.77 TFLOPS
RTX307020.37 TFLOPS
RTX2080 Ti13.45 TFLOPS
XBox SX12.00 TFLOPS
GTX1080 Ti11.30 TFLOPS
PS510.30 TFLOPS
RTX208010.07 TFLOPS
GTX10808.872 TFLOPS
RTX20707.465 TFLOPS
GTX1660 Ti5.400 TFLOPS
PS4 Pro4.200 TFPLOS
PS41.840 TFPLPS
Switch0.500 TFLOPS

 

なんとPS4 Proに勝利しています(*´ω`*)

ですので、ある程度の大作タイトルでも十分に遊ぶことができるスペックです

 

メモリ

メモリには、『Samsung DDR4 – 2666 MHz 8GB×2』が使用されています。

 

メモリは大きければ大きいほど、多くの作業を同時に行うことができます。よく机の大きさに例えられたりしますね。

少ない場合は複数ソフトを立ち上げると、PCがフリーズしたりしますw

 

メモリにはDDR(Double Date Rate)といわれる規格があり、DDR3やDDR4などの種類があります。

基本的に数字が大きいものほど高性能になります。

 

また、DDR4の後に続く2666MHzとは、データ転送レートを表します。単位はMHz(メガヘルツ)です。

2666MHzなら1秒間に26億6600万回のデータの転送を行えるということになります。

 

ゲーミングPCには、最低でもメモリ8GBは欲しいといわれています

ですので、倍の16GBあるこのPCはメモリの観点でもおすすめできます

ただし、「サイバーパンク2077」のような最新のハイスペックゲームは、32GBないと動作がガクガクになったりします。

 

SSDには、『M.2 NVMe PCIe3.1×4 SSD 512GBが使われています。

 

このSSDは、読み込み速度が3.2 Gbps、書き込み速度が1.6 Gbpsです。

 

メモリが机の広さなら、SSD(ストレージ)は机の深さですね!大きいほど大容量のデータを保存することができます。

最近の大作ゲームは平均して1本50GB程度ありますので、PCゲームを何本も入れたい方なら512GBだと少し足りないかもしれませんね。

 

データ保存用のストレージには、HDD、SSHD、SSDの3種類があります。

ストレージの種類メリットデメリット
HDD
(Hard Disk Drive)
安価である。
大容量のものが多い(4TB以上)
衝撃に弱い。
データの読み込みが遅い。
サイズが大きい。
作動時に音が出てしまう。
SSHD
(Solid State Hybrid Drive)
HDDとSSDの中間の性能。
SSD
(Solid State Drive)
データの読み込みが速い。
衝撃に強い。
小型化可能。
作動音が静かである。
高価である。
容量が比較的少ない。

 

小型化でき、静音性に優れたSSDはよくノートPCに使用されます。

また、SSDの方が読み込み速度に優れているため、ゲームのロード時間を短縮することができます。

PS4からPS5になるときにも変更された点の一つですね!!

 

SSDにも様々な規格があります。

まず、SSDの大きさによって3つの規格に分類されます。

  1. 2.5インチ SSD:その名の通り幅が2.5インチ(6.35 cm)あります。
  2. M.2 SSD:幅が約22mmあります。
  3. mSATA SSD:幅が約30mmあります。

このPCでは、M.2(エムドットツー)サイズが採用されています。

 

次に接続方式による規格があります。

  1. SATA接続:データ転送速度の上限が600 Mbps。2.5インチとmSATAにはこちらの接続しかない。
  2. PCIe接続:現行最速のものならデータ転送速度の上限5 Gbps以上のものもある。M.2にしか存在しない。

このPCではPCIe接続を採用しています。そのため同じSSDでも非常にデータの転送速度が速いんですね!!

参考までですが、PS5のSSDは最大転送速度5.5 Gbpsです。はやい(; ・`д・´)

 

ちなみに、SSDの違いにはもう一つよく出てくるものがあります。それが通信プロトコルの方式の差です。

通信プロトコルとは、『データをどうやって転送するか』という転送手段のことです!

AHCI規格(古い規格)とNVMe規格(新しい規格)があります。

PCIe接続に使われている通信プロトコルはNVMeであることが多いため、転送速度が速くなるんですね!

 

キーボード

AERO 15S OLED SA-7JP5130SP』は、日本語配列英語配列の両方に対応しています。

 

海外メーカーのPCを買うときに注意したいのが、キーボード配列です!!

キーボード配列には、英語配列と日本語配列のものがあります。

日本人がよく慣れている、キーの右上にひらがなが打ってあるものが日本語配列になります。

自分が使ったことがない方にしてしまうと慣れるまで大変ですので、買う前に忘れずに確認しましょう。

 

インターフェイス(端子)

本製品には、下の表のように非常に多くの接続端子が準備されています。そのため、ノートPCにありがちな接続端子不足はまず起きないですよ!

USB-Type A端子3個
Thunderbolt 3端子1個
HDMI 2.0端子1個
DisplayPort 1.4端子1個
USB-Type C端子1個
3.5mm ヘッドホンジャック1個
SDカードリーダー1個
有線LAN接続端子1個

 

USB Type Aが3個、Type Cが2個あるため、有線マウス+外付けHDD+外付けDVDプレイヤーなんかも楽勝でできます!

公式サイトにインターフェイスの一覧がわかりやすく載っていたので、貼っておきますね。

 

Wi-Fi

Wi-Fi

このPCは、最新の接続規格であるWiFi 6に対応しています!

Wi-Fi 6に関しては、以前書いた記事で詳しくまとめていますので、よかったらご覧ください。

【実践】PS5を次世代規格Wi-Fi 6に接続してみた感想
PS5を次世代規格Wi-Fi 6に接続した際の通信速度に関する感想です。Wi-Fiの形式やPS4の対応Wi-Fi規格なども書いています。

対応するルーターを買う必要はあるんですが、非常に高速なダウンロードを実現可能です!

 

参考までにspeedtest.netで測定したこのPCの回線速度を貼っておきます。

回線は、『フレッツ光ネクストスーパーハイスピードタイプ隼 最大1Gbps』を使用しています。

 

調子がいいときだとダウンロード速度が350 Mbpsくらいまで行ったりしますね。

Wi-Fi 5の時と比べてだいたい2倍ほど早くなりました。

※私が使用している無線LANルーターは、『BUFFALO WXR-5950AX12』です。

ベンチマークテストには、『3DMARK』のTime Spyを使用しました。

 

このベンチマークテストでは5,000を超えれば現在のゲーミングPCとして及第点と言われます。

超えていますね!!

同じPC構成では、最大6,900までスコアが出ているようですので、PCの設定を変えたらもっと上がるかもしれません。

 

まとめ

以上が、私が使用しているゲーミングノートPC『GIGABYTE AERO 15S OLEDSA-7JP5130SP』に関するレビューです。

繰り返しになりますが、このノートPCで一番感動したのは画面の綺麗さになります。

私は映画鑑賞も大好きなんですが、このPCで見る映画はどれも本当に発色が美しいです。

特にBlu-rayは圧巻ですねw

いつか、私が大好きなサスペンス映画『セブン』のBlu-rayを見たいです!

 

ゲームではつい先日『ベヨネッタ』をやったんですが、フレームレートは常に60前後出ていました。

ぬるぬるの動作で目が全然痛くなりませんでしたよ!

 

まとめると、『GIGABYTE AERO 15S OLEDSA-7JP5130SP』は、CPU、GPUともに現行ゲームに対応できる程度の性能があり、16GBのメモリ、512GBのSSD、Wi-Fi 6に対応、そして4K有機ELディスプレイまで兼ね備えているおすすめゲーミングノートPCです!

では、ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

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