こんにちは!悠です!
最近、YouTubeやTwitterの影響で、気軽に動画を撮影してネットにアップロードされる方が増えましたね!
そこで問題になってくるのが動画のファイル形式です。

ファイル形式っていうのは、動画の最後に付いてる拡張子(mp4、avi、MOVなど)の事だよ!
動画のファイル形式の差によって、次のような違いが生まれます。
- 動画の画質
- 動画のサイズ
- 動画のフレームレート(カクツキ具合)
そのため、自分の用途に合わせて、適切な動画のファイル形式で保存しておくことが重要なんですね!
動画ファイルの形式を自由に変換できるソフトウェアの事を、『動画変換ソフト』といいます。
今回は、そんな動画変換ソフトの1つである『HD Video Converter Factory Pro』というものを、株式会社WonderFox様からご提供いただいたので、そのレビューをしていきたいと思います!
この動画変換ソフトは多機能性を売りにしており、次のような特徴があります。
- 動画を500種類以上の形式に変換可能。
- 300種類以上のサイトから動画をダウンロード可能。
- パソコン画面の録画
- 動画編集機能(結合・トリミング・エフェクト追加・字幕追加)
- GIF画像の作成機能
ソフトウェアの概要やインストール方法、使い方も合わせて解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね!
先に結論を書いておくと、『HD Video Converter Factory Pro』は、動画変換機能と動画のダウンロード機能の2つが非常に優れているソフトウェアだと感じました。
株式会社WonderFoxの概要
株式会社WonderFoxは、2009年に設立された会社で、本社は中国の四川省にあります。
ヨーロッパやアメリカをターゲットにして市場を展開しており、主な事業内容としてDVDのリッピングソフトや動画変換ソフト、動画編集ソフトを提供しています。
WonderFox社の会社概要ページはこちらです。
サイトの日本語訳は完璧とは言いえませんが、十分意味が通じるものになっています。
また、私に来たレビュー執筆依頼は完全な日本語で送られてきており、信頼性を感じることができました。
そのため、外国の製品にありがちな問い合わせを英語でしなければならない問題は大丈夫そうです。
各国のテクノロジーサイトやレビューサイトからも推薦されています。
出典:https://www.videoconverterfactory.com/jp/
WonderFox社公式のTwitterアカウントもあります。
『HD Video Converter Factory Pro』のインストール方法
WonderFox社公式ページから『HD Video Converter Factory Pro』の無料版をダウンロードします。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックして起動させます。
インストール画面が開くので、言語が日本語になっていることを確認して、「OK」をクリックします。
「次へ」をクリックします。
ライセンス契約書の「同意する」をクリックします。
「インストール」をクリックします。
「完了」をクリックします。
『HD Video Converter Factory Pro』が起動します。
有料版のライセンスを購入した方は、入力欄にライセンスコードをコピペして「登録」をクリックしてください。
『HD Video Converter Factory Pro』の使い方
『HD Video Converter Factory Pro』のメインメニューからは、動画変換、動画のダウンロード、画面録画、GIF画像の作成、ツールボックスの5つの機能にアクセスすることができます。
ここでは、1つずつその使い方を見ていきましょう。
動画変換機能
『HD Video Converter Factory Pro』のメインともいえる動画変換機能ですが、対応しているファイル形式・端末が500種類以上と非常に豊富です。
メニュー画面の「変換」を選択することで、自分が保存している動画の形式を自由に変換することができます。
動画の形式は、一般的に普及しているAVI、MP4、MOVなどを筆頭に全21種類の形式に対応しています。
4K/HD動画専用の形式としては、下の画像のように全13種類に対応しています。
ウェブサイト専用の形式としては、YouTubeやFacebookなどを筆頭に全14種類に対応しています。
PS5の動画保存形式であるwebmに対応しているのが、個人的に嬉しいポイントです!
オーディオ専用の形式としては、MP3やWMAなどを筆頭に全14種類に対応しています。
端末の形式は、AppleのiPhone、SamsungのGaraxy、GoogleのPixel、SonyのXperiaなど数えきれない種類のものに対応しています。
PSPやPS Vitaに対応した形式もありました!
下の画像は、例として対応しているApple製品の形式を表示しています。
また、「パラメータ設定」のページからは、自分の好きな解像度やフレームレート等を設定し、オリジナルの動画変換形式として保存しておくことが可能です。
GPUを搭載しているPCの場合、動画変換時にGPUを使用して変換速度を向上させる「グラフィックカード加速機能」も付属されています。
動画変換機能の使い方(例:フルHD→4K)
ここでは、動画変換機能の使い方について解説していきます。
といってもめちゃくちゃ簡単なんですけどねw
ファイル形式を変換したい動画を、下画像の「+」の場所にドラッグアンドドロップします。
もしくは左上の「ファイルを追加」から選択しても大丈夫です。
出力フォーマットを選択の欄から、任意の形式を選択します。
今回はフルHDの動画を4Kに変換するので、4K(MP4)を選択しています。
GPUを搭載しているのPCの場合は、ビデオカード加速でGPU側を選択しておきます。
後は「変換」をクリックするだけです!
画面下の出力フォルダの欄に記載されている場所に、変換した動画が保存されています。
実際に変換した動画をYouTubeにアップしてみましたが、問題なく4K表示されていました。
動画のダウンロード
メニュー画面の「ダウンロード」を選択することで、ウェブサイト上の動画をダウンロードすることができます。
著作権の関係上、実際に保存はしていませんが、ほぼ全てのウェブサイトの動画をダウンロードできそうでした。
動画サイトの例を下に載せておきますね。
- YouTube
- ニコニコ動画
- Dailymotion
※動画をダウンロードする際は、著作権をしっかり確認してくださいね!
では、実際に、動画をダウンロードする方法をご紹介します。
私がYouTubeに上げたものを例にして説明しますね。
まず、画面上にある「新しいダウンロード」をクリックします。
リンクの貼り付けと書いてある欄にダウンロードしたい動画URLを入力し、「分析」をクリックします。
数十秒で動画の概要が表示されるので、動画の画質や形式、音声の形式を選択します。
全て選択し終わったら「OK」を押します。
画面下にある「ダウンロードを開始」をクリックすることで、動画を保存することができます。
ダウンロードした動画は、出力フォルダに記載されている場所に保存されています。
画面の録画
メニュー画面の「録画」を選択することで、PCの画面を録画することができます。
録画機能のインターフェイスは、下の画像のようになっています。
録画する位置を任意に決定できるウィンドウモードと、PC画面を全て録画する全画面モードがあります。
また、画面中央のスライダーを操作することで、録画した動画の画質を決めることができます。
この機能を使う際の注意点として、ディスプレイ設定から「拡大縮小とレイアウト」の項目を100%にしておく必要があります。
4KモニターのノートPCを使っている方は、おそらくここを200~250%にしていると思います。
拡大率を100%以外の数値にして画面録画を実行すると、下の画像のように一部の範囲しか録画されません。
拡大率を100%にすると、4Kの解像度のディスプレイにも対応します。
画面録画をするときにこの設定を毎回修正しないといけないのは、少し面倒でした。
GIF画像の作成
GIFというのは、画像を何枚もつなぎ合わせることでできるパラパラ漫画のようなものです。
簡易的なアニメーション画像といってもいいかもしれませんね。
- 画像からGIF画像を作成
- 動画からGIF画像を作成
上の2種類の方法で、GIF画像を作成することができます。
作成を始めたい場合は、メニュー画面の「GIF作成」を選択しましょう。
画像で作成する場合は、下のようなインターフェイスになっています。
画面左上にある「画像を追加」をクリックし、つなぎ合わせたい画像を選んで下さい。
選択した画像が表示されたら、右下にある「GIFを作成」をクリックすることでGIF画像が出来上がります。
各フレーム間の間隔は、0.3秒くらいがおすすめです。
私が作ってみたものを下に貼っておきますね!
また、動画からGIF画像を作成することもできます。
その場合のインターフェイスは、下のようになっています。
画面左上にある「動画を追加」をクリックして、GIF画像を作成したい動画を選択してください。
選択した動画が表示されたら、右下にある「GIFを作成」をクリックすることでGIF画像が出来上がります。
注意点として、動画からGIF画像を作成する場合は、つなぎ合わせる画像の枚数が多くなりやすいため、元動画の解像度を下げたり、フレームレートの値を小さくしないと、上手く作成できない場合があります。
ツールボックス
メニュー画面の「ツールボックス」を選択することで、4種類のおまけ機能を使うことができます。
4種類のおまけ機能は、次のようになっています。
それぞれどういったものか簡単に解説しますね!
- 写真を動画に:画像からスライドショーを作成する機能。
- スクリーン分割ツール:複数の動画を、画面を分割して1つの動画にまとめる機能。
- ベルツール:動画から電話やメールの着信音を作成する機能。
- 字幕エクスポート:動画に字幕を追加する機能。
『HD Video Converter Factory Pro』の価格
『HD Video Converter Factory Pro』には、無料版、1年間ライセンス版、永久ライセンス版、家庭用ライセンス版の4種類があります。
無料版は、動画ファイルの変換回数に制限があります。
有料版の価格や特徴は、次の通りです。
※価格は2021年2月28日のものです。
ライセンス形態 | 価格 | 特徴 |
1年間ライセンス | 3,280円 | 1台のPCで1年間使用可能。 |
永久ライセンス | 3,880円(通常:7,760円) | 買い切り版。1台のPC使用可能。 |
家庭用ライセンス | 6,580円(通常:8,880円) | 買い切り版。3台のPC使用可能。 |
現在は割引中で、永久ライセンスと家庭用ライセンスがお得になっています。
『HD Video Converter Factory Pro』の購入ページはこちらです。
『HD Video Converter Factory Pro』の総評
レビュー記事の締めくくりに、『HD Video Converter Factory Pro』のよかった点と悪かった点を、簡単にまとめてみたいと思います。
- 多種多様な動画形式に対応した変換機能が、予備知識なしでも簡単に使える点。
- 動画の画質をフルHDや4Kに向上させることができる点。
- ほぼ全てのウェブサイトからの動画を簡単にダウンロードできる点。
- GIF画像を簡単に作成できる点
- シンプルで使いやすいUI
- 4Kディスプレイの場合、画面録画機能を使うためには、毎回拡大率を100%に修正しなければならない点。
- 動画編集機能が非常に基本的なものしかない点。
こんな感じですね。動画変換ソフト・ダウンロードソフトとしては非常に優れていると思います。
録画機能の改善や、より高度な動画編集機能が付いたら、もっと良い製品になるだろうなと感じました。
今、永久ライセンスがセールで半額になっているので、気になった方はチェックしてみてくださいね!
では、ここまで読んでいただきありがとうございました!
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