こんにちは!悠です!
今回は「flat」や「add_detail」のように、様々なモデルに適用することができる万能タイプのLoRA「Lit」を紹介していきます。
「Lit」はプラス適用することで、構図に大きな影響を与えることなく画像の明るさだけを上げることができるLoRAです。

プロンプトを調節しても、人物の顔に影ができて暗くなってしまう時などに活躍しますよ!
LoRA「Lit」の導入方法
LoRA「Lit」はCivitaiで入手可能です。普通に名前で検索すれば出てきます。
見つからない時は、URLを「models/51145」にして探してみてください。
概要欄によるとプロンプト「high-key」との併用がおすすめされています。
また、比重を高くし過ぎると画像が崩壊してしまう可能性があるので注意して下さい。公式による推奨値は0.9です。
LoRA「Lit」の各比重による比較
では、X/Y/Z Plotを使ってLoRA「Lit」の各比重による効果を見ていきましょう。
今回は下記のプロンプトを使用して画像を生成いたしました。モデルにはHassakuを使っています。
masterpiece, best quality, absurdres, highres, official art, 1girl, solo, portrait, cinematic light, cinematic light,((1mechanical girl)),(machine made joints:1.2),((machanical limbs)),(blood vessels connected to tubes),(mechanical vertebra attaching to back),((mechanical cervial attaching to neck)),expressionless,(wires and cables attaching to neck:1.2),(wires and cables on head:1.2),science fiction,
(worst quality, low quality:1.4), (monochrome, greyscale:1.4), nude, bad anatomy, logo, EasyNegative, text, watermark, bad_prompt_version2
結構暗めの構図の画像ですよね。これがLitを適用すると次のようになっていきます。
0.3くらいから効果が出始め、0.6を超えたあたりから画像が若干崩壊していくようですね。
0.3でも元画像と比較してかなり明度が上がっているのがわかります。
配布ページのサンプル画像を見ると、リアル系のモデルだと0.8以上でも崩壊しないようですが、アニメ系だと0.3~0.6あたりが最適値のようですね。

勿論モデルによっても変わるので、あくまで一例です!
まとめ
以上が、プラス適用することで構図に大きな影響を与えることなく、画像の明るさだけを上げることができるLoRA「Lit」の紹介でした。
どんなモデルにも使える万能系のLoRAなので、ぜひ試してみてくださいね!
では、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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