こんにちは!悠です!
最近YouTubeのおすすめ欄に出てきた「グリーンライツ・セレナーデ」を聞いてからというもの、ボーカロイドにかなりハマって毎日動画を漁っていますw

Omoiさんの動画は全部見たんですけど、どれも大好きでした!
さて、ボーカロイドといえばMMDということで、グリーンライツ・セレナーデ関連のものはどれくらいあるのかと調べてみるとハイクオリティなものがたくさん出てきます(参考動画1、参考動画2、参考動画3)。
ここまでのものを作るのは私には絶対無理ですが、自分のPCで初音ミクにグリーンライツ・セレナーデを踊ってもらいたい!
そこで今回は、MMD初心者でもできる初音ミク×グリーンライツ・セレナーデの動画作成方法をまとめていきます。

私自身MMDはほとんど初心者同然ですが、素材をお借りするとびっくりするほどハイクオリティなものが作れました!スゴすぎる…!
MMDでグリーンライツ・セレナーデのMVを作ろう!
- Step1必要なファイルをDLしよう。
モデルやモーションを初心者が作成することなど、とてもじゃないが無理ですw
ということで、すでに作成・配布して下さっているものをお借りしましょう。
MMD関連の素材は、下記のBowlRollというサイトにたくさんあります。
BowlRollBowlRollは、動画、画像、音楽、ゲーム等の作品公開、及び制作における素材やプログラムの配布、情報共有の場を提供するサイトです。【モデルデータ】
自分が好きなモデルデータをお借りしましょう。
今回私はSour式初音ミクVer.1.02をお借りしました。
Sour式初音ミクVer.1.02 - BowlRollSour暄の作品です。【モーションデータ】
グリーンライツ・セレナーデのダンスモーションです。下記URLからお借りしましょう。
「グリーンライツ・セレナーデ」マジミラモーションVer1.00 - BowlRollSOLAの作品です。データの中にはダンスモーションだけでなく、カメラアングルのデータとフェイシャル(ミクの表情)データも含まれています。
【背景データ】
これもBowlRollで自分の好きなものをお借りしましょう。
今回私は下記の2つをお借りしました。
夏日咨询-天气晴 ver1.0 stage-56 - BowlRoll椛暗の作品です。【MMDステージ配布】雲が多い青空 Z3【スカイドーム】 / 怪獣対若大将P さんのイラスト雲が多い青空のスカイドームです。 前作の青空X5 im4833432 より雲の量が多いです。 ■配布物はスカイドームが6種類です。 ・Dome_Z301は、普通の海、画角標準版 ・Dome_Z302は、海なし、画角標準版 ・Dome_Z303は【音楽データ】
グリーンライツ・セレナーデの音源ですね。
これはYouTubeから公式MVの音源をダウンロードするのがおすすめです。
「YouTube mp3 ダウンロード」で検索すればいくらでも方法は出てきます。
個人的なおすすめはJDownloader2です。
ただMMDに使える音源はWAVファイルだけなので、mp3の場合は変換しておく必要があります。
私は昔から使っているVideoProcを使用しましたが、えこでこツールというフリーソフトをおすすめしている方も多かったですね。
- Step2DLしたファイルをインポートしよう。
Step1でダウンロードしたファイルをMMDにインポートしていきましょう。
基本的にドラッグアンドドロップするだけですが、インポートする順番は重要なので注意して下さい。
まずMMDを起動し、モデルデータ(.pmx)をドラッグアンドドロップします。
次に背景データ(.pmx)をMMDにドラッグアンドドロップします。
音楽ファイルをインポートします。
グリーンライツ・セレナーデのWAVファイルを、フレーム操作の下にある白い部分にドラッグアンドドロップします。
次にモーションデータです。
下側にあるモデル操作の欄にモデル名が表示されていることを確認し、「ファイル」 →「モーションデータ読込」からグリーンライツ・セレナーデのモーションデータ(vmd)を読み込みましょう。
私は原曲verを使用しました。
フェイシャルモーション(Facial.vmd)をMMDにドラッグアンドドロップします。
これも原曲verを使用しました。
下にあるモデル操作の部分が「カメラ・照明・アクセサリ」になっていることを確認して、カメラモーション(Camera.vmd)をドラッグアンドドロップします。
これでインポート作業は完了です。モデル操作が「カメラ・照明・アクセサリ」になっていることを確認して、右下にある再生をクリックしてミクが動くがどうか確認しましょう。
モデル操作が「カメラ・照明・アクセサリ」になっていないと、カメラモーションが機能しないので注意してください。
ミクの周りのxyz軸は、右上の座標軸をクリックすると消えます。
- Step3モーションと音楽のズレを修正
音源とダンスモーションを別々にダウンロードしているため、そのままインポートしただけだとモーションと音楽の間にズレがあります。
これを修正していきましょう。
公式のグリーンライツ・セレナーデ(動画)から音声をダウンロードしている場合、音声ファイルの最初に無音部分を2.2秒付け足すとダンスモーションと音楽がほぼ完全にマッチします。
音声編集ソフト「Audacity」を下記リンク先よりダウンロードしてください。
窓の杜「Audacity」無料の音声編集ソフト公式はこちら
Audacity プロジェクト日本語トップページ - OSDNAudacityプロジェクトは、WindowsやMac OS X、Linux、各種BSDで動作するフリーの音声ファイルエディタを開発するプロジェクトです。AudacityはWAVEやAIFF、MP3、oggといったフォーマットの読み書きに対応しており、音声ファイルのトリミングや音量調整、各種エフェクトの適用といった機能...インストール後、Audacityを起動しグリーンライツ・セレナーデのWAVファイルをドラッグアンドドロップします。
拡大ツールを数度クリックして、目盛の間隔が1秒になるように設定します。
音源部分を右に2秒だけドラッグします。
0~2秒の間の空白部分を選択し、ツールバーにある「ジェネレータ」→「無音」を選択します。
「ジェネレータ」をクリックしましょう。
無音部分が追加できたので、音声ファイルを保存しましょう。
ツールバーにある「ファイル」→「書き出し」→「WAVとして書き出し」を選択し、好きな名前を付けてPCに保存します。
後は2.2秒の無音部分を追加したWAVファイルをMMDに読み込ませるだけです。
これで作業は完了です。お疲れ様でした。
音声とモーションのズレの直し方【番外編】
上ではAudacityを使って音声とモーションのずれを調整しましたが、下記に紹介するような方法もあるようです。
ただ、私の場合これではなかなかうまくいきませんでした…
参考までにまとめておきます。
MMD内のモデル操作をモデル名に変更し、フレーム操作の範囲選択の部分を「全フレーム」にし、1~-1(最終フレーム)と設定します。
「範囲選択」クリックし、フレームの部分のひし形が全て赤くなったら、マウスで左右にドラッグして音声とモーションを合わせます。
モーションが音源より早い場合:右側へずらす
モーションが音源より遅い場合:左側へずらす
動画として出力してみよう。
では、作成したMMDを動画として出力してみましょう。
まず、「モデル操作」の欄が「カメラ・照明・アクセサリ」になっていることを確認してください。
ツールバーにある「表示」→「出力サイズ」に、作成したい動画のサイズを入力します。私はフルHDサイズの1,920×1,080で設定しました。
次にツールバーにある「ファイル」→「AVIファイルに出力」をクリックし、出力ファイルの名前を設定してください。
その後出力ファイルの設定をしていきます。
録画ファイルを0~最終フレーム数に設定します。この際、最初を0にしないと音声が出力されないらしいので注意してください。
WAVE出力にチェックを入れ、ビデオ圧縮コーデックを選択します。MJPEG Compressorが高画質らしいのでこれにしていますが、どれでも構いません。
OKを押すと録画が開始されるので終わるまで待ちます。
5分程度の動画でも上で紹介した出力サイズだと10GB以上になるため、mp4に変換して圧縮していきます。
この作業では私はVideoProcを使用しましたが、AviUtlでもできるそうです。

これで動画の出力は完了です。
実際に作ってみた動画
上で紹介した方法で作成したMMDを貼っておきます。
ここから更にエフェクトをモデルや背景にかけていくことで、YouTubeでよく見るハイクオリティなMMD動画になっていくんですね。
でも、エフェクト無しでも個人的にはすっごく好きです。MMDを本気で勉強してみたくなりました!
まとめ
以上が、MMD初心者でもできる初音ミク×グリーンライツ・セレナーデの動画作成方法でした。
最初はこうやって先人の方の配布データを使わせていただいて、そこからMMDの勉強をして自分なりの作品を作り上げていける、とても素晴らしいですね!
ぜひ皆さんも試してみてください!自分のPCで動かすと、動画とはまた違った感動がありますよ!
では、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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