【Prompt Format】プロンプト内の重複したコンマやスペースを自動修正してくれる拡張機能!【Stable Diffusion】

こんにちは!悠です!

 

AIイラスト投稿サイトやCivitaiのサンプル画像のプロンプトをコピーしてWebUIに貼り付けていると、たまに単語が重複していたり、コンマやスペースが余分に入ってしまうことがありますよね。

今回は、そんなプロンプト内における単語の重複や余分なコンマ、アンダーバーなどを自動で修正してくれる拡張機能「sd-webui-prompt-format」について紹介していきます!

とりあえず有効化するだけで動いてくれる便利機能ですよ!

 

アイキャッチ画像はモデルに「Miserable_lilith」、LoRAに「flat2」を使用しています。
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「Prompt Format」の導入方法

GitHub - Haoming02/sd-webui-prompt-format: An Extension for Automatic1111 Webui that helps cleaning up prompts
An Extension for Automatic1111 Webui that helps cleaning up prompts - GitHub - Haoming02/sd-webui-prompt-format: An Extension for Automatic1111 Webui that helps...

 

Google Colaboratory版の場合

下記の方法で紹介している「maintained by Akaibu」のノートブックを使って、拡張機能「sd-webui-prompt-format」を導入していきます。

まだご覧になっていない方は、まず最初にこちらを準備しておいてください。

【Stable Diffusion】AUTOMATIC1111のWebUIをGoogle Colaboratory上で使う方法!【maintained by Akaibu】
「Stable Diffusion」で、「AUTOMATIC1111」が用意しているノートブック「maintained by Akaibu」を使って、Google Colaboratory上で自分の好きなモデルデータやLoRAを使用する方法についてまとめた記事です。
【Stable Diffusion】AUTOMATIC1111のColab版でLoRAを使う方法について紹介!【maintained by Akaibu】
AUTOMATIC1111のColab版「maintained by Akaibu」でLoRAを使う方法についてまとめた記事です。2.5D風AIコスプレイヤーを作成できる「KoreanStyle2.5D」も紹介しています。

 

Google Driveからモデルデータを読み込むセルの下に新しくセルを作成し、下記のコードを入力してください。

#sd-webui-prompt-formatをインストール
%cd /content/stable-diffusion-webui/extensions/
!git clone https://github.com/Haoming02/sd-webui-prompt-format /content/stable-diffusion-webui/extensions/sd-webui-prompt-format

%cd /content/stable-diffusion-webui

 

ローカル版の場合

「Extensions」→「Install from URL」の「URL for extension’s git repository」に下記のURLを入力しInstallをクリックしましょう。

https://github.com/Haoming02/sd-webui-prompt-format

 

 

WebUIを再起動して、txt2imgタブやimg2imgタブの上に、下の画像の赤枠内のようなチェックボックスが追加されていれば導入は完了です。



「Prompt Format」の使い方

拡張機能「Prompt Format」は導入するだけで機能します。

 

3つのチェックボックスの使い方は次の通りです。

  • Auto Format: Generateボタンを押すたびに自動修正が入ります。チェックを外して手動修正に切り替えることを推奨します。初期だと重複したスペースとコンマ、または間違って配置された括弧とコンマを削除します。
  • Remove Duplicates: 重複したプロンプトを削除します。チェック推奨。ちなみに、a girl smilingとa girl standingのような場合は修正されないので安心してください。
  • Remove Underscores: プロンプト内のアンダーバーをスペースに置換します。チェック推奨。long_hairがlong hairになります。

 

Auto Formatのチェックを外して、下記のようなFormatボタンを表示させておいた方が便利です。

 

このFormatボタンをクリックすると、プロンプト内の単語を自動修正してくれます。下記は修正例です。

 

【修正前】

 

【修正後】

 

Auto Formatにチェックを入れていると、Generateボタンを押すたびに自動修正してくれるんですが、修正した項目が生成する画像に反映されません。

つまり入力欄のプロンプトは修正されますが、画像自体は修正前のプロンプトを使って生成されます。

 

まとめ

以上が「Stable Diffusion WebUI」で、プロンプト内における単語の重複や余分なコンマ、アンダーバーなどを自動で修正してくれる拡張機能「sd-webui-prompt-format」について紹介した記事です。

複数のプロンプトで試行錯誤していると、同じ単語を入れてしまうことって結構ありがちなので、ぜひ試してみて下さいね!

 

では、ここまで読んでいただきありがとうございました。

コメント

  1. 匿名 より:

    なかなか便利な拡張機能ですけれど
    Remove Underscoresを使うと
    LoRAやLyCORISのファイル名まで置換してしまうので
    使うのに注意が必要ですね

    • 悠 より:

      コメントありがとうございます!

      「LoRAの名前にアンダーバーが入っている場合」に関しては考えておりませんでした!
      LoRAの名前まで変換されてしまうなら注意が必要ですね!

      enable checkerと組み合わせれば、loraの名前が間違えていると赤く表示して教えてくれるので、ミスが減りそうです!
      https://yuuyuublog.org/enable-checker/

      情報感謝いたします!