【Stable Diffusion WebUI】拡張機能を任意のコミットに変更してバグを回避する方法!【Extensions】

こんにちは!悠です!

 

「Stable Diffusion WebUI」の本体バージョンをアップデートした際、拡張機能が予期せぬバグで動かなくなることってよくありますよね。

こういったバグの回避策の1つとして、拡張機能のコミットを変更するという手段があります。コミットというのは、拡張機能のバージョンのようなものです。

 

WebUIを快適に使う上で絶対に覚えておきたいことの一つなので、バグに遭遇した時はぜひ今回紹介するやり方を試してみて下さい!

ちなみにWebUI自体のコミットを変更する方法に関しては、下の記事で紹介しています。

【Stable Diffusion】ローカル版WebUIをアップデート・ダウングレードするやり方を紹介!
ローカル版「Stable Diffusion WebUI」で、ソフトウェアをアップデート・ダウングレードする方法についてまとめた記事です。

 

アイキャッチ画像はモデルに「pikasNewGeneration」、LoRAに「flat2」を使用しています。
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拡張機能のコミットを確認する

今回は例として「Styles-Editor」のページを見ていきますが、どんな拡張機能でも確認方法は同じです。

 

GitHubのページ内にある緑色のCodeボタンの下のcommitsをクリックします。

 

拡張機能のコミット一覧が表示されるので、変更したいコミット番号の左側にあるコピーボタンを押してください。

 

これでクリップボードにコミットの番号をコピーすることができます。

 

なお、作者様以外の方がバグを修正したコミットに関しては、Pull reguestsのタブにアップされていることもあります。

 

拡張機能のコミットを変更する

拡張機能のコミットを変更する方法は次の通りです。

 

「~\webui\extensions」の中にあるコミットを変更したい拡張機能のフォルダを開き、検索バーにcmdと入力します。

 

コマンドプロンプトが起動するので、下記のコマンドを打ち込んでEnterキーを押します。

git checkout (コピーしたコミット番号)

 

 

これだけで該当の拡張機能を任意のコミットに変更することができます。

 

まとめ

以上が、WebUIのアップデート等で拡張機能が動かなくなった際に、コミットを変更してバグを回避する方法の紹介でした。

バージョンが変わるような大型アップデートの後は、特に拡張機能関係のエラーが生じやすいので、この方法は絶対に覚えておきましょう。

どのコミットに変更していいかわからない時は、issueのタブを見るとおすすめのコミット番号が紹介されていることが多いです。

 

では、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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