eスポーツ用語「スマーフ」とはどんな意味なのか解説します!

こんにちは!悠です!

 

最近世界的な広がりを見せるeスポーツ界隈ですが、規模が大きくなってくると普段聞くことがないような独特の専門用語が生み出されたりします。

今回は、eスポーツ用語「スマーフ」という言葉が何を指すのか解説していこうと思います!

スポンサーリンク
スポンサーリンク

スマーフとは?

「スマーフ(smurf)」とはもともと、素性や身分を偽って参加する事を意味する単語です。

eスポーツ界隈では、サブアカウント等を使い「実力のあるプレイヤーが素性を隠して初心者同士の戦いに参加する事」を指します。

一言でいうなら「初心者狩り」ですね。

スマーフ行為自体を「スマーフィング」、スマーフ行為をする人を「スマーファー」と呼んだりもします。

どうやらFPSゲーム「VALORANT」でよく使われるようになった言葉のようです。

 

スマーフ行為が嫌悪される理由

スマーフ行為をなぜするのか、理由自体は人それぞれでしょうが大方次のようなものが一般的でしょう。

  • 上位リーグでは勝てなくなったため、下位リーグで無双したい。
  • 明らかに弱いプレイヤーを蹂躙して優越感に浸りたい。
  • フレンドのランク上げを手伝いたい。

 

ランクマッチのシステムを取り入れているゲームでは、基本的に上位リーグに行くにつれてプレイヤーの質が上がり、一筋縄では勝てなくなっていきます。

そんな死闘に嫌気が差したプレイヤーが行う一種の憂さ晴らしのような行為がスマーフなんですね。

ただ、実際に下位リーグに所属して必死にランクを上げている初心者からすると、このスマーフ行為はたまったものではありません。

明らかに動きの質が違うプレイヤーから一方的に蜂の巣にされてしまっては萎えてしまいますよね。

そのため多くのプレイヤーから「スマーフ行為」は嫌悪されています。

 

スマーフ行為は悪なのか?

スマーフ行為はチートと違って罪になることはありませんが、ランクマッチシステムを崩壊させる非常にマナーの悪い行為として多くの運営が禁止しています。

例えばApexは「サブアカウントによる不正(スマーフィング)」を通報項目に追加していますし(参考記事)、VALORANTでは「スマーフ行為は許されないものである」と公式が明言しています。

 

著しく公平性を損なう行為として多くのゲーム運営、プレイヤーから嫌われている行為と言えるでしょう。

初心者狩りはゲームの過疎化にもつながりますしね!

 

有名配信者は容認されている場合もある。

以前、Apexで超有名なストリーマーが「一度の配信でランクをブロンズからプレデターまで上げる」というチャレンジを行ったことがあります。

この方は非常に強いことで有名な配信者で、ネット上で話題になるような「神プレイ」をいくつも叩き出しています。

ただこの配信、見方によっては上位リーグのプレイヤーが下位リーグに混ざるスマーフ行為としても捉えられるわけです。

実際のところは、Apexの運営からこの配信に賞賛コメントが贈られており、スマーフ行為には認定されていません。

こういった事例は他にもありますが、基本的に「有名配信者のスマーフに類した行為」は容認されやすいという土壌があります。

普段は戦えない配信者と試合ができて、喜ぶプレイヤーもいるでしょうしね。
ただ、配信者を知らないプレイヤーは蹂躙されて単純に萎えるかもしれません。



まとめ

以上が、eスポーツ界隈で使われている用語「スマーフ(smurf)」の解説でした。

スマーフ行為なのかそうではないのかの線引きはかなり難しいと思いますが、願わくば全ランク帯のプレイヤーが楽しめるような世界になってほしいですね!

では、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

コメント