こんにちは!悠です!
最近、仕事や勉強で無料の翻訳サイトを使うことって多くないですか?
おそらく一番使うのは『Google 翻訳』だと思います。
ですが、実際翻訳サイトはほかにもたくさんあるんですよね!
今回は、「どの無料翻訳サイトが最も自然な日本語ができるのか?」のテーマに関して、比較検証していこうと思います!
まず結論を述べますと、次の通りです!
では、実際にこれから比較検証の中身について解説していきます!!
検証に使う英文
まずは1つ目、私の大好きな映画『バットマン:ダークナイト』の名シーンとしても名高い、悪役ジョーカーが警察の取調室の中でバットマンに放つセリフ
Even if you’d like to be. To them, you’re just a freak like me.
They need you right now, but when they don’t, they’ll cast you out like a leper.
You see, their morals, thier codes, it’s a bad joke.
Dropped at the first sign of trouble.
They’re only as good as the world allows them to be. I’ll show you
When the chips are down, these –These civilized people — they’ll eat each other.
See, I’m not a monster. I’m just ahead of the curve.
自分じゃどう思っていても、連中にとっちゃお前はいかれている。俺と同じさ。
今はお前が必要だが、いらなくなりゃ嫌われて、のけ者さ。
連中は、モラルだの、倫理だの言っているが、悪い冗談さ。
ちょっと困ればすぐに捨てちまっただろう?
善良なのは世の中がまともな時だけさ。見てろよ。
いざ追い込まれてみろ、いわゆるその文明人ってやつだって、殺し合いを始める。
俺は化け物じゃあない。一歩先を行っているのさ。
次に系統を変えて、フェルマーの最終定理の英語版Wikiより、最終定理の概略を示した文章を抜粋しました。
In number theory, Fermat’s Last Theorem (sometimes called Fermat’s conjecture, especially in older texts) states that no three positive integers a, b, and c satisfy the equation an + bn = cn for any integer value of n greater than 2.
The cases n = 1 and n = 2 have been known since antiquity to have infinitely many solutions.
数論において、フェルマーの最終定理(古い論文ではフェルマー予想と呼ばれることもある)は、3以上の自然数nについて、an + bn = cnを満たす自然数a, b, cは存在しないというものである。n = 1, n = 2の場合には、以前より解が無限にあることが知られている。
無料翻訳サイトの比較
Google 翻訳
まずはおそらくもっとも有名であろう『Google翻訳』から試してみます。
ネットの事といえばGoogle先生以上に頼れる人はいませんからねw
ダークナイトのセリフ
フェルマーの最終定理
やはり、抽象的な映画のセリフは微妙な出来ですが、論文などの学術的な文献なら十分使用できる出来ですね!
エキサイト翻訳
『エキサイト翻訳』は、株式会社高電社(本社は東京都)の翻訳ソフトを使用しているサービスです。
2020年には、サービス開始から20年が経過した老舗翻訳サイトの一つですね。
特徴として、工学系、スポーツ系、生活系など分野を指定して翻訳することで、精度を上げることができます。
ダークナイトのセリフ(分野は諸芸・娯楽で翻訳)
フェルマーの最終定理(分野は数学で翻訳)
例文2つを見る感じですと、Google翻訳が優れていますね~!
ダークナイトの方だと、just ahead of the curveを直訳していたり、thier codesが英文のままだったりしてます。
フェルマーの最終定理の方では、全体的に意味が分からないですw
あと、n=1のnを訳に反映できていませんね。
Weblio翻訳
『Weblio(ウェブリオ)翻訳』は、東京都に本社を置くウェブリオ株式会社が運営する日本語圏向けのオンライン百科事典サイトです。
特徴としては、調べた英単語の例文や発音、文法が表示されます。
さらに、Weblioが提供している英和和英辞典で、その単語の意味や使い方をより詳しく把握することができます。
どちらかというと、受験勉強で役に立ちそうなサイトですね。
面白いのが、機械翻訳で意味が分からないときに、それをサイト内の質問箱に投稿して人間に回答を依頼するサービスがあります。(会員登録が必要)
ダークナイトのセリフ
フェルマーの最終定理
ダークナイトのセリフの方は、「their codes」を訳せていないこと以外はそれほど悪くないですね。
Google 翻訳に比較的近いです。
フェルマーの最終定理の方はいただけないですね。
数式が入っていると文章が崩れています。
DeepL 翻訳
『DeepL翻訳』は、ドイツに本社を置くDeepL社が提供している機械翻訳システムです。
この会社では、ディープラーニングを中心とした言語向けの人工知能システムを開発しています。
ディープラーニングとは、コンピューターに人間の行動を学習させる手法の1つですね。
同社の独自調査では、Google翻訳よりも精度が高いらしいです。
ダークナイトのセリフ
フェルマーの最終定理
かなりいいですね!
Google翻訳並みの性能があると思います。
機械翻訳された日本語訳の読みやすさでいったら、こちらが上かもしれません。
their codesを訳せた翻訳サイトはGoogle翻訳に続き、2個目ですね。
面白いのが、Google翻訳ではfreakを「フリーク」、leperを「ハンセン病」と訳していますが、
DeepL翻訳では逆にfreakを「変人」、leperを「リッパー」と訳しています。
カナ表記する英単語の基準が違うんでしょうねw
みらい翻訳
『みらい翻訳』は、NTTドコモなどが出社する株式会社みらい翻訳(本社は東京)が提供している機械翻訳システムです。
自社開発したエンジンを使用しており、「TOEIC960点のビジネスマン相当の翻訳精度を誇る機械翻訳システム」を掲げています。
ダークナイトのセリフ
フェルマーの最終定理
ダークナイトの方の、their codesを訳せていないですね。
なんで、この部分を訳せるサイトと訳せないサイトがあるんでしょうかw
しかし、全体的に悪くない訳だと思います。
数式が入っていても、文章が壊れたりすることはありませんし。
まだ成長中の機械翻訳システムですので、これからに期待できそうですね!
まとめ
以上が、各無料翻訳サイトの精度検証でした。
結論として、
最も精度が高かったのは、Google翻訳とDeepL翻訳
でした!
無料翻訳サイトのトップである『Google翻訳』は予想通りでしたが、『DeepL翻訳』がGoogle翻訳に匹敵するほど上手に訳せたのは驚きでした。
今後、仕事や勉強などで論文を翻訳したりするときに、ぜひとも役に立てていきたいですね!
では、お付き合いいただきありがとうございました!
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