こんにちは!悠です!
前回の記事で紹介したAUTOMATIC1111氏による「Stable Diffusion WebUI」のVer1.5.0では、ついに全種類のLyCORISが拡張機能なしで使えるようになりました。
そこで今回は、LyCORISの一種であるLoHaとLoKRを拡張無しで使ってみて、実際に適用できるか試していこうと思います。

結論から言うと、LoCon、LoHa、LoKRのすべてが拡張無しで使えました!
LoHaとLoKRについて
実はLyCORISとはプロジェクト名で、2023年7月28日時点でこの中には下記の5種類が存在しています。
- LoCon
- LoHa
- (IA)^3
- LoKR
- DyLoRA
CivitaiやHuggingFaceにあるLyCORISのうち、8割以上がLoConで、それ以外の4種はかなりレアです。
より詳しい説明に関しては下記の記事でまとめています。

従来はこの5種を使う場合は、拡張機能「a1111-sd-webui-lycoris」の導入が必須だったんですね。
LoHaとLoKRを拡張無し使ってみる
それでは早速LoHaとLoKRを実際に適用してみました。WebUIのバージョンは1.5.1です。
なお、LoRA(LyCORIS)という性質上、実際に生成した画像を紹介したりはできませんのでご了承ください。
LoHaに関して
今回のLoHaはCivitaiで入手しました。
LoHaはLoConと比べて、ファイルサイズを大きく削減できるというメリットがあります。
実際、今回入手したとあるキャラ再現LoHaも、ファイルサイズは29MB程度でした。(LoConは100MB近いことが多い)
ちなみに本当にLoHaなのかは、花札マークから詳細を確認して、“algo”:”loha”があるかどうかで判別できます。
このLoHaをLoRAフォルダに入れて、<lora:loha_name:1>の形で使うと、無事にキャラを再現することができました。
LoKRに関して
今回のLoKRはCivitaiで入手しました。
LoKRは、LoHaよりも更にファイルサイズを小さくできるLyCORISのようです。
実際今回使ったとあるLoKRは、わずか3MB程度しかありませんでした。
LoKRは、LoHaと同じく花札マークから詳細を確認して、“algo”:”lokr”があるかどうかで判別できます。
このLoKRをLoRAフォルダに入れて、<lora:lokr_name:1>の形で使うと、無事に再現性を確認することができました。
まとめ
以上が「Stable Diffusion WebUI」のVer1.5.0(1.5.1)で、実際にLyCORISの一種であるLoHaとLoKRを拡張無しで使ってみたという記事でした。
DyLoRAや(IA)^3をもし偶然入手することができたら、こちらも試してみたいと思います。
では、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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