こんにちは!悠です!
皆さんは「Stable Diffusion WebUI」のStyles機能は利用されていますか?
お気に入りのポジティブプロンプトとネガティブプロンプトを、テンプレートとして保存でき1クリックで呼び出せる便利な機能ですよね。
ただStylesに保存したプロンプトを編集したい場合は、通常ならwebuiフォルダの中にあるstyles.csvを編集する必要があります。
今回はこのcsvファイルを編集する面倒な作業を、WebUI上で行うことができるようになる拡張機能「Styles-Editor」を紹介いたします!

WebUI上でstyles.csvを編集可能に!
「Styles-Editor」の導入方法
Google Colaboratory版の場合
下記の方法で紹介している「maintained by Akaibu」のノートブックを使って、拡張機能「Styles-Editor」を導入していきます。
まだご覧になっていない方は、まず最初にこちらを準備しておいてください。


Google Driveからモデルデータを読み込むセルの下に新しくセルを作成し、下記のコードを入力します。
#Styles-Editorをインストール
%cd /content/stable-diffusion-webui/extensions/
!git clone https://github.com/chrisgoringe/Styles-Editor /content/stable-diffusion-webui/extensions/Styles-Editor
%cd /content/stable-diffusion-webui
WebUIを起動して、Style Editorのタブが追加されていれば導入は完了です。
ローカル版の場合
「Extensions」→「Install from URL」の「URL for extension’s git repository」に下記のURLを入力しInstallをクリックしましょう。
https://github.com/chrisgoringe/Styles-Editor
「Styles-Editor」の使い方
WebUIを起動して、Style Editorのタブに移動します。
上記のように各Styleの名前、設定しているポジティブプロンプト、ネガティブプロンプトが表示されます。
各セルをダブルクリックすることで、WebUI上で直接styles.csvに保存された内容を編集可能です。
編集し終わった後は、右上にあるSave Stylesをクリックしましょう。
花札マーク(🎴)の右にあるバインダーマークをクリックして呼び出してみると、変更した部分が反映されているのがわかると思います。
Style自体を削除したい場合は、下記のようにNameの欄を空欄にしてSave Stylesをクリックしてください。
まとめ
以上が「Stable Diffusion WebUI」に登録したStyleを直接編集・削除出来るようになる拡張機能「Styles-Editor」の紹介でした。
この拡張機能に関しては下記のRedditの記事で知ったんですが、あまりの便利さに驚きました!csvファイルを毎回編集するのは本当に面倒でしたからねw
A simple style editor for Automatic1111 (or Vladmandic)
by u/Old_System7203 in StableDiffusion
では、ここまで読んでいただきありがとうございました。
コメント
いいですね!
以前、自分でstyle.csvを編集したときに、勝手に変なところで改行が入って、ぐちゃぐちゃにしたことがあって以来、スタイルを触ることに抵抗がありましたが、これなら編集がはかどりますw
以前はテキストエディタで開いていたので、わかりにくかったですが、これは表示もすっきりでいいですね!
こんばんはです!
Styles-Editor本当に便利ですよね!
私もcsvファイルの編集かなり苦手でしたから、一瞬でスタメン入りを果たしましたw
csvファイル本当に不便でした!
うちの環境だけかもしれませんが、WebUI上で上書き更新すると他のスタイルの断片のようなゴミデータが書き加えられてしまう事が多々あって、その旅にstyle.csvを開いていたので大助かりです!
製作者さんにも紹介してくださった悠さんにも感謝いたします!
コメントありがとうございます!
Styles-Editor、個人的に革命でした。WebUI上で編集できることの便利さを痛感します!!
いつかWebUI本体にマージしてほしいレベルですよね!